な~んか疲れる・全然やせないを解消!手軽な材料で作れる「冷え&だる消しスープ」レシピ

2025/01/29

なんか疲れる・全然やせないを解消!人の細胞の中に存在する「ミトコンドリア」を活性化するスープを飲めば、冷えも疲れも改善し、やせ体質に。手頃な材料で簡単に作れておいしいから、誰でも続けやすい!

ナチュラルアートクリニック四ツ谷院長。統合医療・栄養療法医師。自己回復力を高め、病気にならない体づくりを提唱...

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体が勝手に元気になる だる消しスープ

元気の源「ミトコンドリア」を活性化するスープで、冷え体質を改善!

「慢性的な疲れは、ミトコンドリアと関連しています」と御川さん。ミトコンドリアとは、赤血球を除く全ての細胞に存在する小器官。生命活動に不可欠なエネルギー源を産生しています。
「年齢とともにミトコンドリアの量や質が低下し、体の機能低下や不調の原因に。活性化するには、ミトコンドリアを増やす栄養素の摂取が重要で、その完全食ともいえるのがこのスープ!飲み続けると、ストレスから体を守るコルチゾールや抗酸化力が大幅にアップするというエビデンスもあります。血行が良くなり冷えも改善され、体のだるさが解消。代謝も上がります」。

「冷え&だる消しスープ」を飲めば、こんないいことが!

□ 血行が良くなり、冷えにくくなる
□ 慢性的な疲れが取れる
□ 代謝が上がって、燃えやすい体になる
□ 便通が良くなり、腸内環境が整う
□ 自律神経が整い、頭痛や肩こりが改善
□ 高たんぱくで、筋力アップ


●飲み方のPOINT
1 1日1食以上、まずは10日間続けてみる。
2 飲むタイミングは朝・昼・晩いつでもOK。
3 小腹がすいたときや、夕食の汁ものがわりにも。
4 アレンジすれば、飽きない。具材や調味料を足したり、スープの素をカレーや卵焼きの具材として使っても◎。

材料(10食分)

●大豆 100g
良質なたんぱく質や活性酸素を除去する亜鉛を含有。市販の蒸し大豆や水煮でOK。

●さばの水煮缶 1缶(190g)
栄養価が高く、便利な水煮缶。エネルギーを作り出すコエンザイムQ10も豊富。

●まいたけ 1パック(約60g)
エネルギー代謝に必要なビタミンB群や免疫細胞を活性化するβ-グルカンを含有。

●大根おろし (水分も使用)300g
解毒作用や抗酸化作用の高い酵素が豊富で、免疫力や代謝の向上にも一役。

スープの素の作り方

(1)まいたけに熱を通す
まいたけを刻んで耐熱容器に入れ、ふんわりとラップを掛けて電子レンジ(600W)で2分加熱して冷ます。

(2)大豆をつぶす
保存袋に大豆を入れて、上から手でつぶす(びんの底などでつぶすとラク)。ブレンダーなどを使用してもOK。

(3)材料を混ぜて冷凍する
全ての材料を加え(さば缶も大根おろしも汁ごと)、もんで混ぜる。別の保存袋に半量を分けて入れ、冷凍すると使いやすい。

2つに分けて平たくして冷凍すれば、割って使えます!

●飲むときは凍ったスープの素を割り(75~80g)、100mlの湯を注ぐ
そのままだとぬるい場合は、電子レンジや鍋で温める。

効果もおいしさもアップ!アレンジメニュー

●温活効果アップ!カレー風スープ
カレー粉やカレールウを加えれば、スパイスの働きで体の中からポカポカに。かぼちゃなどの体を温める野菜を入れればより効果的。逆に、カレーにスープの素を入れて作ってもおいしい。

●むくみ防止効果アップ!ささ身と豆腐のスープ
寒い時期に起こりやすいむくみは、たんぱく質不足も原因。鶏ささ身や豆腐などを加えれば、効果UP。ちくわや納豆、魚、油揚げなどでも。

●ダイエット効果アップ!ピリ辛キムチトマトスープ
食物繊維や乳酸菌などが豊富で脂肪燃焼効果があるキムチと、血糖値の上昇を抑えるトマトの組み合わせ。酢やラー油を加えてサンラータン風にするのもおすすめ。

●『サンキュ!』編集部K野が続けてみた!
Q 効果を感じた?
朝食代わりに2週間飲みましたが、5日目くらいで就寝時の手足の冷えが気にならなくなった気がします。朝起きたときの体のだる重い感じが減り、活動的に動けるように!


Q ぶっちゃけおいしい?
生臭さは一切なく、撮影スタッフからも大好評。毎日飲んでも飽きないやさしい味です。アレンジ無限で、卵やチーズを入れても◎。

子どもも飲みやすい味。


<教えてくれた人>
医師 御川安仁さん
ナチュラルアートクリニック四ツ谷院長。統合医療・栄養療法医師。自己回復力を高め、病気にならない体づくりを提唱。著書に『体が勝手に元気になる だる消しスープ』(アスコム)がある。

参照:『サンキュ!』2025年2月号「冷える女は疲れる・太る」より。掲載している情報は2024年12月現在のものです。撮影/片岡祥 構成・文/草野舞友 編集/サンキュ!編集部

 
 

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