スープとご飯だけでも立派な一食になる!忙しい日は栄養満点のボリュームスープがあれば◎。野菜をたくさん使ったり、お肉をがっつり入れたり、大満足の4つのスープレシピをご紹介します。

<教えてくれた人>: スープ作家 有賀薫
家族のために作ったスープを毎朝SNSに投稿し続けたことが話題となりスープのレシピ本を続々と刊行。書籍のほか雑...
くたくた野菜としらすのにんにくスープ
●具材(4人分)
しらす干し…40g
ブロッコリー…1個
→小さめの小房に分ける。茎も小さめに食べやすく切る
小松菜…150g
→長さ3cmに切る
玉ねぎ…1/2個→幅1cmに切る
にんにく(大)…1かけ→みじん切り
調味料
・塩…適量 ・オリーブ油…大さじ4
(好みで)トーストしたバゲット…適量
●作り方
(1)鍋に具材を入れ、水600ml、塩小さじ1、オリーブ油を加えて中火にかける。煮立ったら弱火にし、ふたをして20~30分煮る。
(2)ブロッコリーがくたくたになったら味をみて塩少々でととのえる。好みでバゲットのトーストを添える。
*種を除いた赤唐辛子1本を煮るときに加えるとピリ辛味に。
ソーセージときのこの押し麦入りトマトスープ
●具材(4人分)
ソーセージ…8本
→斜めに切り目を入れる
キャベツ…1/4個→ざく切り
しめじ…50g→ほぐす
マッシュルーム…100g
にんにく…1かけ→つぶす
押し麦…50g
調味料
・トマトジュース(食塩不使用)…300ml
・塩…適量 ・オリーブ油…少々
●作り方
(1)鍋に具材を入れ、トマトジュース、水600ml、塩小さじ1 1/2を加えて中火にかける。煮立ったら弱火にし、ふたをしてキャベツが柔らかくなるまで20~25分煮る。
(2)味をみて塩少々でととのえる。器に盛り、オリーブ油をたらす。
*きのこは、エリンギ、しいたけ、まいたけ、えのきだけなど好みのきのこ計150gを使って(なめこはぬめりが出るので向きません)。*押し麦の代わりに大豆の水煮などを入れても。
白い野菜のチキンスープ
●具材(4人分)
鶏手羽元…8本
→骨の両脇に切り込みを入れて開く
かぶ(中)…3個
→縦4等分に切る
ねぎ(白い部分)…1本分
→長さ3cmに切る
カリフラワー…1/2個
→小房に分ける。茎も食べやすい大きさに切る
調味料
・牛乳または豆乳(成分無調整)…200ml
・顆粒鶏ガラスープの素…小さじ1
・塩…適量 ・こしょう…少々
●作り方
(1)鍋に鶏肉を敷き詰め、その上に野菜をのせて、水600ml、スープの素、塩小さじ1を加えて中火にかけ、煮立ったら弱火にしてふたをずらしてかけ、15分ほど煮る。
(2)牛乳を加えて温め、味をみて塩少々とこしょうでととのえる。
大根とごぼうのくるくる豚汁
●具材(4人分)
豚バラ薄切り肉…200g
→長さを半分に切り、くるくると巻く
大根…10~12cm(400g)
→薄いいちょう切り
ごぼう…1/2本(100g)→ささがき
えのきだけ…1袋→長さを4等分に切る
調味料
・みそ…大さじ3~4 ※みその塩分による
●作り方
(1)鍋に豚肉以外の具材を入れ、その上に豚肉を巻き終わりを下にして並べる。水800mlを加えてみそ
半量をのせ、中火にかける。煮立ったら弱火にして15~20分煮る。
(2)大根が柔らかくなったら残りのみそを溶き入れる。好みで万能ねぎ、七味唐辛子をふる。
*豚肉を巻くのが面倒なら、食べやすい大きさに切ればOK!
<教えてくれた人>
スープ作家 有賀薫さん
家族のために作ったスープを毎朝SNSに投稿し続けたことが話題となりスープのレシピ本を続々と刊行。書籍のほか雑誌、テレビ、ラジオなどあらゆる媒体で活躍中。最新刊は自炊をスタートする人に向けた『スープが作れたら、自炊は半分できたようなもの』(オレンジページ)。
<スープを作り始める前に>
・鍋は直径20cm前後のもの、フライパンは深型の直径26cmくらいのものを使っています。・野菜の皮をむく、根元、石づきを除くなどの下ごしらえの表記は省略しています。・アクが気になる場合は、すくい取ってください。
参照:『サンキュ!』2025年4月号「忙しい日は、スープさえあれば」より。掲載している情報は2025年2月現在のものです。調理/有賀薫 撮影/田村昌裕 取材・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部