片づけのプロが教える「トイレ」に置いてはいけないものとは?
2023/03/12
トイレに入って、全体を見渡してみてください。トイレ内に何が置いてあるでしょうか?自分のもの、家族のもの、インテリア、掃除道具、いろいろあるかもしれません。しかし、トイレには置くのはおすすめできないものがあります。なぜ置いてはいけないのかを、ハウスクリーニング士の坂田亜希さんに教えてもらいました。
1.スケジュール帳
トイレは、用を足す為の場所。そして、トイレは邪気の溜まりやすい場所と言われています。そこで、スケジュール帳やカレンダーを見ながら、未来の事を考える事はおすすめできません。邪気の溜まりやすい空間ではなく、空気の澄んだ空間で未来の事を考えていきましょう。トイレの中で、いろいろ考え事をすると、それだけトイレに長居してしまいます。用事がすんだら、すぐに出るようにする事が大事です。
2.書籍・スマホ
トイレは長居する場合ではありません。用事が終われば、そそくさと退散すべき場所。しかし、トイレに書籍を置いていると、ついつい居座ってしまいます。長居してしまいがちなアイテムを置くのは避けましょう。閉鎖的な場所は、集中しやすい場所ではあります。だからこそ、お子さんが単語帳などを持ち込み、勉強していたり、朝パパが新聞をトイレに持ち込んでいたりするかもしれません。また、スマホひとつあれば、なんでも見られてしまいます。時間を忘れて見続けてしまう可能性もありますので、トイレには手ぶらで入るように習慣づけていきましょう。
3.写真
邪気が溜まりやすいと言われているトイレ。例えば、トイレ内に家族写真を飾っていたとしたら、その写真に写っている人に邪気が溜まりやすくなると言われています。なんだか気持ち的にも嫌ですよね。人が写っている写真は避けましょう。トイレでは、何かをじっと見るような環境は作らないのもポイントです。
4.ドライフラワー
ドライフラワーは、見た目もオシャレで、お手入れも楽ですので、気軽に飾れるインテリアです。しかし、言い方を変えるとドライフラワーは、命の終わった花です。より邪気を呼びこむと言われていますので、飾るのは避けましょう。飾るのであれば、観葉植物がおすすめです。生きている植物を置くようにしましょう。
目的を考える
トイレは、用を足す空間。それ以外の目的に使う場所ではありません。しかし、トイレという個室でゆっくり考え事でもしたいなと思われる方もいるでしょう。
トイレは邪気の溜まりやすい場所でもあります。そのため、考えた事がマイナスな方向にいきやすいと言われています。それは誰しもが避けたい事ですよね。だからこそ、きちんと掃除をして、居心地のいい場所にする事が大切です。
あわせて、長居するような環境にしてはいけない事も忘れてはいけません。トイレという場所は、何をするべき場所かを考え、ダラダラと時間を過ごさないように気をつけていきましょう。
■執筆/坂田亜希…家の景色を変えるハウスクリーニング士。家事代行のサービス提供者として、日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信。
編集/サンキュ!編集部