じつは汚れている意外な場所って?見落としがちな家の3つの「汚いポイント」
2025/01/23
毎日掃除をしていても、見落としがちな場所ってありませんか?表面上はキレイに見えても、意外と汚れが溜まっていることも。触れる機会が多い場所ほど、汚れやすく衛生面でも気をつけたいポイントです。今回は、見落としがちな場所を3つご紹介し、キレイを保つお手入れのコツをお伝えします。
整理収納アドバイザーで100均を始めとしたプチプラアイテムにも詳しい、ライターの山岡さくらさんに教えてもらいました。
リモコン
家族みんなが手にするリモコンは、じつは汚れが溜まりやすい場所。手アカやホコリがボタンの隙間に入り込んでいるかもしれません。軽い汚れやホコリはさっと乾拭きするだけでも取れますが、ひどくなってきていたらしっかり掃除してみてください。
1.電池を抜く
2.爪楊枝などでボタンの間に溜まったホコリなどを取る
3.水で濡らした綿棒の余分な水分を取り、隙間の汚れを落とす
4.除菌アルコールなどを布に吹きかけ、リモコンを拭く
5.最後にしっかり乾拭きする
内部に水やアルコールが入ると故障の原因になりますので、直接スプレーなどを吹きかけないようにしてくださいね。
定期的にお掃除するのが面倒なら、100円ショップなどで売っているリモコンカバーを使うのも手軽でおすすめです。
シャワーヘッド
シャワーヘッドは水が出るからキレイ、と思っていませんか?水が出るということは、水アカやカビが溜まりやすいポイントでもあるんです。
穴の周りや接続部分にミネラル成分が固まり、水圧が低下する原因にも。頻繁に分解掃除をするのはむずかしいですが、使い終わったらしっかり水気を切っておくだけでも水アカの予防ができます。
月に1回程度、クエン酸水に浸けおきし、古歯ブラシなどで穴の汚れを取り除くようにすると、キレイなシャワーヘッドをキープできます。
ドアノブ
ドアノブは、家族全員が毎日何度も手に触れる場所のひとつ。とくにトイレや玄関、リビングのドアノブは、手アカやホコリだけでなく、食べ物の油分や外から持ち込んだ汚れがついていることもあります。
見た目ではあまり汚れが目立たないため、掃除の優先順位が下がりがちですが、放っておくと雑菌が繁殖してしまうかも。とくに風邪やインフルエンザの流行時期には、家族の健康管理のために定期的に拭き掃除をするのがおすすめです。
金属製のドアノブならアルコールスプレーや除菌シートを使い、定期的に拭き掃除をしておきましょう。木製の場合は、水拭き後に乾拭きをするのがおすすめ。汚れをしっかり落としながら、素材を傷めずに清潔を保てます。
意外な場所だからこそ、こまめなケアを
ふだんの掃除では見落としがちな場所も、汚れがたまりやすいポイントがたくさんあります。毎日触れるリモコンやシャワーヘッド、ドアノブも掃除となると意識しないことが多いですが、手で触れていると皮脂汚れや雑菌がたまっているかもしれません。ぜひこの機会に見直してみましょう。
■執筆/山岡さくら…元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザー。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。
編集/サンキュ!編集部