暑いだけで疲れてしまうほどの猛暑や酷暑。つい掃除も後回しにしがち…なんてことはありませんか?そんな季節こそ、おうちの「汚れ」や「におい」が目立ちやすいものです。とくに来客時は、普段は気づかないような場所を見られて、「あれ?この家、意外と汚い…?」なんて思われてしまうことも。
今回は、夏ならではの「バレやすい汚れポイント」を、整理収納アドバイザーで100均をはじめとしたプチプラアイテムにも詳しい、ライターの山岡さくらさんに教えてもらいました。

玄関のにおい
夏の玄関は、湿気と熱気でムワッとしがち。家の中でも特ににおいがこもりやすい場所です。靴のにおいや湿気、濡れた傘のカビ臭などが混ざって、ドアを開けた瞬間に嫌なにおいを感じさせてしまうことがあります。
玄関は最初に家の印象を決める場所。家族は慣れて気にならなくても、外から来た人には意外とわかってしまうものです。靴の整理や簡単な拭き掃除、脱臭剤の活用でよい第一印象を整えたいですね。
【対策ポイント】
湿気が多い季節は、シューズボックスの扉を少し開けて換気するのも効果的。重曹や炭、玄関用の小さな除湿脱臭剤を置くのもおすすめです。靴はたまに外に出して風通しをすると、においがこもりにくくなります。
床の皮脂汚れ
素足で過ごす時間が増えると、床に皮脂汚れがつきやすくなります。意識して見ないと気づかないことも多いですが、光の加減や角度によっては意外と目立つものです。
ベタベタした床に気づいてしまうと、「掃除しているのかな?」と来客に思われてしまうことも。こまめな拭き掃除で、サラッとした清潔な床をキープしましょう。
【対策ポイント】
フロアワイパーにウェットシートやクロスをつけて、気づいたときにサッとひと拭きするだけでもかなり違います。朝だけでも拭く習慣をつけておくと、突然の来客にもあわてずに済みますよ。
扇風機・エアコンのホコリ
夏にフル稼働する扇風機やエアコン。気温が上がると活躍の場が増えますが、意外とホコリがたまりやすい場所でもあります。羽根や吹き出し口のホコリは、意外と目につきやすく、「掃除できてない?」と気づかれてしまう原因に。
定期的にきちんとお手入れしておけば、涼しさも快適さもアップします。
【対策ポイント】
扇風機は羽根とカバーが外せるものなら、丸洗いするとスッキリ。エアコンは月2回ほどフィルターのホコリを掃除機で吸うだけでも冷房の効きUPやにおい防止に。
夏の来客は「清潔感」がカギ!
暑いとつい気が緩みがちですが、夏こそちょっとしたひと手間が「キレイな家」という印象につながります。今回ご紹介した3つを押さえておくだけでも、来客時の印象は大きく変わります。
暑い日でも「この家、いつもスッキリしているね!」と言ってもらえるよう、手軽にできるお手入れから取り入れてみてくださいね。
■執筆/山岡さくら…元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザー。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。
編集/サンキュ!編集部