心が折れることなく毎日お弁当をつくり続けるためのたったひとつのコツ
2024/04/04
新年度が始まり、この春から毎日お弁当をつくることになった!という人も多いのでは?遠足などたまにならいいですが、毎日つくるとなると慣れるまでは苦労しますよね。
そこで今回は、元家政婦で毎日5時起きで高校生のお弁当をつくるマミさんに「心折れることなく毎日お弁当をつくり続けるためのコツ」を教えてもらいました。
とにかく「がんばらない」のがお弁当をつくり続けるコツ!
お弁当づくりが始まると「せっかくだから全部手づくりしよう」とか、「彩りや見た目をよくしよう」など、ついがんばってしまうことと思います。とくに4月はハリキリますよね。
でも、お弁当づくりは何年も続くもの、最初からがんばりすぎると息切れしますし、がんばったのに家族の反応が薄いと心が折れてしまうことも。
お弁当づくりを続けるうえで一番大切なのは「がんばらない」ということです。
ちょっとした工夫でがんばらないで続けられる
「そうは言っても、がんばらないでお弁当を続けるってどうやるの?」なんて思いますよね。
がんばらないお弁当づくりのためには、ちょっとだけ工夫が必要です。まず、朝にイチからお弁当をつくらないようにするのがおすすめ。
お弁当のために、朝からちょっとしたおかずを何品もつくるのは大変ですよね。「朝は火を使わないでおこう」と思うくらいでちょうどいいです。
たとえば、夕飯のおかずを多めにつくり、お弁当カップに小分けして冷凍しておく、すぐに使える冷凍食品を常備しておくなどしておきましょう。玉子焼きも冷凍できますよ。
そうすれば、朝は用意しておいたものをレンジでチンして詰めるだけ。がんばらなくてもお弁当が完成します。
似たような内容でも意外と大丈夫!
お弁当に入れやすいものや、入れるとおいしいものって決まってきてしまいますよね。ワンパターンやマンネリが心配になりますが、でも大丈夫!
似たようなお弁当でも、それが「定番化」して「おなじみの味」になり、意外と毎日の楽しみになるようです。
去年は、夫と娘と息子、毎日3つのお弁当をつくっていて、いつも似たような内容でした。
さすがにちょっと申し訳なくて「いつも同じでごめんね」と言ったところ、3人とも「それがいい」という返事でビックリ。
「おなじみの味」って落ち着くみたいですね。
「今日も無事にお弁当を持たせられた」でマル!
せっかくつくるなら「毎日違う手の込んだお弁当を」と思います。でも、お弁当づくりは何年もありますから、がんばり続けるのは大変。とにかく無事にお弁当を持たせられれば、それでマルとしましょう!毎日のお弁当づくり、お疲れさまです。がんばらないでやっていきましょうね。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは@m.a.m.i.a
編集/サンキュ!編集部