雨の日が増えたら庭やベランダを要チェック!蚊が発生しやすい家とは

2023/06/03

サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
雨の日がだんだん増えてくると、心配になるのが蚊の被害。
我が家では、すでに今月3匹の蚊を発見し駆除しました。
見つけたのは全てアカイエカ。メスは成虫で越冬するため、春先から見つかることもあります。
この蚊が庭やベランダで繁殖するとやっかい。今のうちから対策しましょう。

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雨水が溜まるものに注意

庭やベランダにものを置いている場合、それらに雨水が溜まっていないか確認しましょう。
蚊は水際に産卵し、幼虫のボウフラは水の中で生活するため水溜まりをつくらないことが大切。
よく水が溜まるものとしては、植木鉢の受け皿やバケツ、ジョウロなどがあります。

見落としがちなのが、風などで飛んできたり上の階から落ちてきたりするレジ袋などのごみ。
プラスチック製品は普通水を吸わないので、雨が降ると上に水が溜まることが。ペットボトルなども注意が必要です。

もともと庭に置いてある庭石や石灯籠も、水の溜まりやすいくぼみなどがないか確認を。
梅雨明けにお墓参りに行ってしこたま蚊に刺された経験はありませんか。
石は水はけのいいイメージですが、大きな石にへこんだ部分があるとボウフラの発生源になってしまうのです。

水の溜まりやすいものを見つけたら、雨のかからない場所に移動したりひっくり返したりして雨水が溜まるのを防ぎましょう。
どうしても動かせない場合は、雨が降るたび拭き取るしかありません。

水を使う植物を栽培するなら

ハスや浮き草など、水をはった場所でないと育たない植物を栽培することもありますよね。
ボウフラは水の中で呼吸するのではなく水面に呼吸管を出して空気を吸うので、空気との接触面積が大きい鉢の中は格好の繁殖場所となってしまいます。
殺虫剤を使う手もあるようですが、おすすめなのはメダカの成魚を鉢の中で飼う方法です。

メダカはボウフラを食べるので、蚊の繁殖を防ぐことができます。
心配なら、たまに目をこらして水の中をのぞいてみましょう。ボウフラは水面近くにいることが多いので、水が濁っていなければすぐ見つかるはずです。

草むしりも忘れずに

幼虫の繁殖を防いだ後は、成虫が寄りつかない工夫を。
蚊取り線香や虫よけグッズを使うのも効果的ですが、その前に蚊の隠れ場所をなくすのが大事です。
草が多いと蚊がとまって休むのにぴったりの場所になるので、草むしりを忘れずに。
土いじりをする予定がないのなら、いっそコンクリートで埋めるか砂利を敷くかして草がほとんど生えてこないようにするのもありです。

蚊はハーブを嫌うので、園芸店で蚊の好まない香りのハーブを買ってくるという方法もあります。何か植物を植えたい場合におすすめです。

一番避けてほしいのは、蚊が増えてからあわてて殺虫剤をまくこと。
周辺の環境を汚染するだけでなく、世代交代の早い蚊は薬剤への耐性をつけやすいため頻繁に使用すると効かなくなる可能性もあります。
普段から庭やベランダをチェックして、蚊が増えやすい環境をつくらないようにしましょう。

◆この記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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