【物選びの基準】家事をラクにしてくれるけどシンプリストがあえて買わない物4選
2023/06/17
家事をラクにしてくれるアイテムが続々と出ていますが、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんは、どんなに素晴らしい家事ラクアイテムでも冷静に考えてみると「ラク家事」以外のデメリットがあり、スルーしてしまうことも多いのだそう。
そこで今回は、そんなシンプリストうたさんに「家事をラクにしてくれるアイテムだけどあえて買わない物」を教えてもらいました。
1.コスパが悪い物
いくら家事がラクになるからとはいえ、コスパが悪い物は買いません。
経済的な負担がかかってきて、また別のストレスを生むからです。
例えば、「スポンジ不要のお風呂用洗剤」は、確かに洗剤だけで汚れが落ちてラクですが、浴槽を1〜2周させるように洗剤をスプレーしないといけなく、洗剤を大量に消費してしまいます。
しかも、一般的なお風呂用洗剤よりも割高です。
お風呂掃除が億劫になる寒い時期は、割高でも使いたいと思いましたが、あたたかくなるとお風呂掃除のハードルも下がりコスパが良くないと感じるように。
現在は、ニトリの「水だけで洗えるバスブラシスポンジ」で洗剤を極力使わない方法へとシフトしています。
状況に応じて対応していくこともポイントです。
2.苦ではない家事に関する物
「ロボット掃除機」は、床掃除をしてくれる神アイテムですが、我が家には合いませんでした。
確かにラクで時短になるかもしれませんが、床掃除は私が好きな数少ない家事のうちのひとつです。
ほうき掃除は、精神的なすっきりにも繋がっている大事な時間なので、お金のかからないストレス解消法だと捉えています。
その他、在宅主婦だという部分も大きいです。
苦でない家事にお金をかけるよりも、苦手な家事を改善していった方が暮らしの満足度は上がるでしょう。
3.管理が大変な物
物を持つ以上、メンテナンスも避けては通れません。
いくら家事をラクにしてくれる物でも、管理が大変であれば手間がかかってしまいます。
大変でもそれ以上に時短やラクに繋がれば問題ありませんが、それ以上にメリットを感じない物はどんなに高レビューで良い物でも持たないようにしています。
4.場所をとる物
転勤族で引っ越しの予定もあることから、場所をとる物は極力持たないようにしています。
例えば、置き型の食洗機です。
最近では、工事不要のタイプもあり惹かれる部分もありますが、一般的な賃貸キッチンに置くと圧迫感を感じてしまいます。
見た目のすっきり度や余白は、私にとってはとても重要なことなので、物を買う時には必ずセットで考えています。
身の丈に合うかどうかがポイント
家事をラクにしてくれるアイテムを選ぶにあたり忘れてはならないのは、「身の丈に合うかどうか」です。
お金の面はもちろんですが、「今の居住スペースに置いて違和感がないかどうか」や、「使いこなせるのかどうか」なども視野に入れて考えなければなりません。
身の丈を考えずに選ぶと、持つことが逆に負担に感じてしまうこともあります。
工夫や整理整頓で解決できることもあるので、「ラク家事アイテムを持つ」以外の引き出しをいくつか持っておくことも大事です。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
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