テレビがあってもソファーがあってもすっきり暮らすコツ3つ
2024/06/10
シンプルライフを目指し始めた頃は、ワンオペ育児真っ最中ということもあり、とにかく何でも手放したい時期だったという整理収納アドバイザーのシンプリストうたさん。
子育てが少しだけ落ち着いた今、目指しているのは過剰に減らさなくてもすっきり快適に暮らすこと。
今回は、そんなシンプリストうたさんが増減を繰り返してたどり着いた、「持ってもすっきり暮らすためのコツ3つ」を教えてもらいました。
1.部屋の広さに合った物選びをする
まずは、部屋の広さに対し、バランス良く物が置かれているかがポイントです。
ファミリー世帯において平均50インチとも言われるテレビのサイズですが、リビングの狭さから我が家は43インチを選びました。
とはいえ、小さければ小さい方が最適とも言いきれません。
過去に19インチのテレビをメインにしたこともありますが、家族4人で観るとなると見づらくかえって不便でした。
ソファーなどもサイズ選びが重要です。
全員がくつろげるようにと大きすぎるソファーを買ってしまうと今度は生活に支障が出るようになります。
くつろぎスペースはできるだけ分散させて、圧迫感が出すぎないように注意しましょう。
2.こだわらない部分はとことん削ぎ落とす
何を置くか、取捨選択することがポイントです。
我が家は大きなテレビは置いていますが、その代わりに置型の一般的なテレビ台は置かずに自作で壁掛け式のコンパクトな棚を作りました。
以前は40cmほどあった奥行きも、25cmにサイズダウンしたので圧迫感も軽減。
その他、リビング収納やゴミ箱、植物などは一切ありません。それは、くつろぐスペースを優先させたから。限りあるスペースを快適に過ごすため、こだわらない部分はとことん削ぎ落とすのが正解でした。
3.動かせる家具で開放感を味わう
ずっと置きっぱなしにしていると、気持ちも空間も淀んでしまうことがあります。そんな時を見越して、家具は1人でも動かせるものを選ぶと良いでしょう。
自分のペースで模様替えをすると気分転換にもなりますし、新しい使い方を発見するきっかけにもなります。
普段は真ん中に置かれているソファーも、端に寄せてみるだけでも開放感を味わうことができますよ。
我が家も、日中は座卓や座椅子ソファーは立て掛け、ひとりでいる時は物がない心地良さを味わうようにしています。
空間とライフスタイルにフィットした物選びをする
今までうまくいかなかった人は、持っていること自体が悪いのでなく、物選びがライフスタイルに合わなかった可能性が考えられます。空間とライフスタイルにフィットした物を選べば、物に振り回されるどころか自由自在に空間作りを楽しめるようになるでしょう。
これらのことを意識すると、「持つ」と「快適」の両立も夢ではありません。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
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