掃除、洗濯、料理……一口に家事といっても、人それぞれ苦手分野があるもの。嫌いだと思うと、余計に時間もストレスもかかってしまいますよね。そこでここでは、掃除と洗濯に注目。少しでも“時間短縮”できる裏ワザの数々とは?
「掃除」の苦手ポイント攻略法4選
排水口やトイレなど、水まわりの掃除が苦手な方は多いはず。汚れる前に予防をすることが時短のコツです。
1、排水口のぬめり→つけ置きで予防を
掃除をしてもスッキリと取れない排水口のぬめりは、ぬめりが発生する前に予防をしておくことが肝心です。
やり方は簡単。ポリ袋のなかにぬるま湯を入れ、重曹+酸素系漂白剤を各大さじ1投入。そのなかに排水口のカゴをつけ置きしておくだけ。手を汚す心配もありません。
2、水まわりの水あか→こびりつく前に対策しよう
水まわりについてしまった頑固な水あかは、こすっても落ちにくいもの。アルカリ性の水あかを中和するクエン酸で予防をしましょう。水100mlにクエン酸小さじ1程度を混ぜた液をスプレーで吹きかけ、サッとひと拭き。二度拭きする必要もありません。
3、トイレに飛び散った尿の掃除→“ついで”掃除で解決
トイレの壁や床に飛び散ってしまった尿。まとめて掃除をしようと思うと大変ですよね。そんなときには、トイレに入ったついでにササッと拭いておくことをオススメします。
トイレの隅にアルコールスプレーを置いておき、古いTシャツなどを切った使い捨てのクロスでその都度拭いておけば、改めて掃除する必要がなくなります。
4、掃除機の出し入れ→コンパクトさ優先でラクに!
掃除のたびに掃除機を出し入れするのがストレスになっていませんか?運ぶのが重いあまり、ついつい掃除の腰も重くなる……なんてことも。そんな方は、吸引力よりもコンパクトさを優先し、軽いコードレス掃除機を使うのもひとつの手。思いついたときに気軽に掃除できるので便利です。
「洗濯」の苦手ポイント攻略法3選
洗って、干して、たたんで……洗濯にも時間がかかりますよね。少しでも時短を可能にするポイントをご紹介します!
1、洗濯機⇒カゴ⇒干すの流れ→キャスターつきラックの検討を
洗濯物を洗濯機から出して、カゴに移し、物干し場に持って行く……この一連の作業を時短したい方は、室内でもそのまま干せる、キャスターつきのラックを使ってみてはいかがでしょうか。洗濯機から出してラックに掛ければそのまま移動できるため、カゴに移す動作が省けます!
2、洗濯物をたたむ手間→ハンガーに掛けたまま収納を
洗濯物をたたむ手間を省きたいのなら、たたまなくてもすむ工夫を考えてみましょう。たとえばシャツ類なら、ハンガーに掛けたまま収納するのもオススメです。乾いたらそのままクローゼットに移すだけなので時短に!
3、アイロンの出し入れ→場所によっては出しっぱなしに
アイロンがけのたび、いちいち出し入れをするのも時間がかかりますよね。そんなときは、目につきにくい場所に出しっぱなしにしておいてみては?だらしなく見えないように、クローゼット内や扉の裏などに置いておくと目立ちません。
掃除&洗濯の苦手ポイントとその対策法。時間がかかってしまいがちだった家事をすばやく済ませて、負担を少しでも軽減していきましょう!
参考文献:2014年『サンキュ!』6月号「忙しい主婦のための新常識『面倒!』『イヤ!』な家事ほどラクになる『ゆる家事』の3つのコツ」