を使用する女性真空クリーナ

大掃除はどこから始めて、どこで終わらせる?

2019/12/27

年の瀬が押し迫ってきました。できることなら掃除の行き届いたキレイな家で新しい年を迎えたいもの。とはいえ、何かと慌ただしい年末の限られた時間の中で、家中どこもかしこも大掃除するというのは、なかなか現実的ではありません。

そこで今回は、暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、年末の大掃除の手順とやるべき箇所、またその掃除方法についてお伺いしました。

リストアップ&スケジュールを立てよう

大掃除を始める前に、まずは重点的に掃除する場所をリストアップし、どう進めていくのかスケジュールを立てましょう。思いついたままやみくもに掃除をしても、どこも中途半端に終わってしまうことがあります。

まずは掃除をする場所を決めていきますが、定期的な日常清掃を行っているなら、普段は手がまわらない箇所を中心に。日常清掃もやや滞り気味というのであれば、まずは片づけや基本的な掃除を中心に進めましょう。

大掃除で注意したいのが、つい完璧を求めて一カ所に時間を費やしすぎてしまうこと。そのためにも「一日目の午前中はキッチンの換気扇とコンロまわり、午後は冷蔵庫と食器棚」など、大まかなスケジュールを立てておき、多少掃除しきれないところがあったとしても、その時間内でいったん終えて、次に進んでいきましょう。一カ所だけ完璧なのも悪くはないですが、部屋全体がまんべんなくキレイな方が気持ちよくお正月を迎えられるのではないでしょうか。

大掃除しておきたい場所トップ5と掃除方法

大掃除をしたい箇所や、それにかけられる時間は人それぞれですが、「ここを掃除しておくと気分がいい!」とおすすめしたい大掃除のポイントを5つピックアップしてみました。

大掃除しておきたい場所1:換気扇

換気ファン清掃
kazoka30/gettyimages

換気扇の掃除は日常清掃の中では終わらせにくく、まとめて時間が取れる大掃除などに片づけておきたい箇所です。長年掃除をせずに汚れが溜まってしまうと、換気ができなくなったり、嫌なニオイがしてくることもあります。

換気扇のメーカーや型などによって掃除の方法は異なりますが、基本的には外せるパーツはすべて外し、その汚れを落としていきます。頑固な汚れがついていることが多いので、つけおき洗いがおすすめ。キッチンのシンクに大きめのポリ袋を入れて、その中に50℃前後のお湯を溜めます。その中にファンやフィルターなどを30分以上つけおきすると、汚れが浮いて落としやすくなります。

大掃除しておきたい場所2:冷蔵庫

緑のゴムの保護の人間の手手袋クリーニング空の冷蔵庫
filistimlyanin/gettyimages

冷蔵庫の中には、賞味期限が切れた食品や調味料などが溜まってしまうことがよくあります。普段はそのまま見過ごしてしまいがちですが、大掃除を機に整理整頓しましょう。

まずは一度冷蔵庫の中身をすべて出し、賞味期限が切れたものやこの先食べないであろうものは捨てて、冷蔵庫に戻すものは保冷バッグなどで保管します。引き出しや棚など外せるものは外して洗います。庫内は、アルコール除菌スプレーを吹きつけてから拭いて、汚れを落とすと安全かつ二度拭き要らずです。それだけで落とせない汚れは、薄めた食器用洗剤を含ませた布で拭き、洗剤成分はしっかりと拭き取りましょう。

大掃除しておきたい場所3:玄関&靴箱

掃除機で家の掃除、アパートの清潔さ
Irina Zharkova/gettyimages

毎日人が出入りする玄関は、汚れが溜まりやすい場所です。また、年末年始に来客が多いおうちはぜひやってほしい箇所です。

靴箱の中や玄関はホコリや砂が多く溜まっています。ホウキで掃いてもいいですが、掃除機で吸ってしまうとラク。室内を掃除するノズルを使うのに抵抗があるようであれば、トイレットペーパーの芯を掃除機の口に差し込めば使い捨てのノズルになります。

そのあと、水を流してブラシでこするか雑巾などで水拭きをしましょう。タイルの頑固な汚れはメラミンスポンジでこすると、洗剤なしでもよく落とせて洗剤を洗い流す手間が減ります。

大掃除しておきたい場所4:窓ガラス&サッシ

ナプキンのクリーニングウィンドウを持つ手。洗浄スプレーで窓ガラスを洗う
Lina Moiseienko/gettyimages

厄介なイメージがある窓の掃除ですが、ここをキレイにしておくと、部屋全体が明るく感じられます。

窓掃除をするのに窓拭き用の洗剤もありますが、おすすめはアルコール除菌スプレーです。窓に吹きつけて、乾いた布やペーパーで拭き取ります。洗剤と違って、二度拭きの必要がなく、拭きムラも出にくいので、とっても簡単。特別な道具も要りません。

窓を拭き終わったら、次はサッシを掃除します。サッシのホコリや砂を掃除機で吸い取ってから、水に濡らしたメラミンスポンジで残った汚れをこすりましょう。細かいところは歯ブラシを使って掻き出します。最後に布で拭き上げたら終了です。

大掃除しておきたい場所5:照明

部屋のシャンデリアを洗浄乾燥マイクロファイバーの布でゴム製保護手袋の手します。早春クリーニングまたは通常のクリーンアップします。メイドは、家をクリーンアップします。
FotoDuets/gettyimages

窓拭き同様に部屋が明るくなり、掃除をした達成感を強く感じられるのが照明の掃除です。ホコリや油汚れ、カバーのある照明だと虫が入り込んでいることもあります。

まず掃除の前に、必ず照明の電源が切れていて、熱が溜まっていないことを確認します。次に、ハンディモップなどで全体のホコリなどを落とします。電源があるものは取り外してから、カバーやシェード、電球を外します。カバーやシェードにはアルコール除菌スプレーを吹きつけ、乾いた布やペーパーで拭き取りましょう。木や紙など水分が使えない場合は、ハンディモップなどでホコリを払うだけでOKです。電球は乾いた布で拭きましょう。

もし終わらなかったら…プロに頼むのもアリ!

若い女性はバケツのクリーニング用具そしてプロダクト、クリーニングの洗面所を握る
virojt/gettyimages

最初に立てたスケジュール通りに大掃除が進めばいいですが、予定が狂うこともありますし、何より年末はやることがいっぱいで、予定通りには進まないのもよくあること。終わらなかった分は、思い切ってプロにお任せするのもひとつの方法です。大掃除にはなりませんが、年末には混んでいるハウスクリーニング業者も年が明けると比較的予約がしやすく、割安になることも。

プロに頼むのであれば、自分で掃除をするのが難しい場所をあえて残しておくのもいいでしょう。スケジュールを立てるときにも、例えば「冷蔵庫の中は自分でやりたい。でも、換気扇や窓拭きはやってもらいたい」というように、大掃除では自分しかできない場所を優先すると、あとで依頼しやすくなります。


◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしをつくる、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

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