アルミホイルが水まわりの悩みを解決!?掃除のプロも活用している?じつは掃除に使える意外なグッズ5選
2024/11/20
ハウスクリーニングのプロによれば、身近にある意外なものが掃除グッズとして使えるのだそうです。しかも、本来なら捨ててしまうようなものが使えるというじゃありませんか。
これは使わないと損をしているかもしれませんね。というわけで、今回はこれまでは捨てていたけれど、実は掃除に使えるという意外なものをご紹介します。
1.新聞紙で鏡を拭けば洗剤いらず
お風呂場のくすんだ鏡は古新聞を丸め、少し水をつけてこすればきれいになります。洗剤などは使わなくて大丈夫。というのも、新聞紙のインクには汚れを落とす成分が含まれているからです。鏡だけではなく、ガラス窓などもきれいになります。
また、新聞紙をゴルフボール大くらいに丸め、少し水をつけて玄関のたたきなどに置きます。箒でそれらをはくとホコリが立ちません。ホコリは新聞紙に付着するので、それをちりとりで取り、そのままゴミ箱に捨てればいいのです。
このように新聞紙は掃除にかなり使えるので、捨ててしまうのはもったいないですね。
2.アルミホイルで排水溝のぬめり取り
アルミホイルって、片面だけ使ったら、そのまま捨てていませんか。それはもったいないですよ。汚れていない面を表にして丸めてください。
それをシンクの排水溝のところに並べて置いておきます。これだけでアルミホイルにぬめりが付着してくれます。あとは捨てればいいだけです。
3.賞味期限の切れた牛乳で掃除
賞味期限の切れた牛乳はどうしていますか?捨ててしまってはもったいなですよ。牛乳は古くなるとアンモニアが発生します。
アンモニアはアルカリ性なので、汚れを落としてくれるのです。たとえばフローリングの床の汚れなどに効果的。しかも脂肪分があるので、つや出しの効果もあるのです。匂いが気になる場合は、しっかり乾拭きをしましょう。観葉植物の葉っぱなどにも効果がありますよ。
4.みかんの皮は油汚れを取り除いてくれます
みかんがおいしい季節になってきましたね。ところでみなさん、みかんの皮、捨てていませんか?みかんやレモンなどの柑橘類には、皮の部分にリモネンという成分があります。皮をこすると香ってくるのがリモネンです。リモネンは油汚れを落とす効果があるので、レンジ汚れなどをそのまま、こすると油汚れが落ちます。
また、電子レンジの庫内の掃除にも使えます。その方法は簡単で、レモンやみかんの皮を入れて、レンチンしてください。レンジ内に汚れが浮き出るので、きれいに雑巾やキッチンペーパーで拭き取りましょう。
プロのおすすめは新聞紙の活用!
今回紹介したなかだと、とくに新聞紙はハウスクリーニングのプロもよく使っているそうです。
なかでも網戸の掃除に重宝するようで、まずは網戸の外側に新聞紙をセロハンテープで貼り付け、内側から掃除機を当てて、ホコリを吸い取るそうです。その後、水に洗剤を入れた溶液などを霧吹きで新聞紙にふきつけ、しばらく置くと、汚れが取れるのだそうです。
それ以外にもたとえば、靴箱の掃除をするときなど、靴をすべて取り出すような場合、新聞紙が活躍するのだとか。本当に色々と掃除に使える新聞紙、みなさんも工夫して掃除に使ってみてください。
<教えてくれた人>
土井恵子さん
アパートやマンションの原状回復工事、在宅ハウスクリーニングを請け負う会社に長年勤務したのち独立。現在はフリーでハウスクリーニングの業務に携わっている。
◆文/増田剛己
WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。