【ラク家事術】酸素系漂白剤で頑固な汚れを手間なく落とす
2020/02/09
「家事の手間と家族への愛は比例しない」をテーマに、ラク家事を追い求め続ける、サンキュ!STYLEライターの三角園いずみです。
突然ですが「酸素系漂白剤」をご存じですか?
酸素系漂白剤を知らなくても、「オキシ漬け」で有名な「オキシクリーン」なら知っているという方は多いかもしれませんね。
酸素系漂白剤はほぼオキシクリーンと同じ成分で、ドラッグストアなどで簡単に手に入るアイテムなんです。つまり、オキシクリーンを手に入れなくても酸素系漂白剤があれば、十分にオキシ漬けと同じ効果が得られるということです。
そこで今回は酸素系漂白剤を使って、ラクに掃除や洗濯をする方法について解説したいと思います。
そもそも酸素系漂白剤とは?
酸素系漂白剤の主成分は「過炭酸ナトリウム」。弱アルカリ性の性質を持つため、酸性の性質を持つ汚れに効果を発揮します。とくに油汚れや皮脂汚れを落とすのが得意です。
でも、お掃除好きのかたなら、「アルカリ性なら重曹でもいいんじゃない?」とお思いかもしれませんね。
確かに重曹もアルカリ性の性質を持ちますが、酸素系漂白剤のほうがアルカリ性が強く、したがって汚れ落ちの効果も高くなります。また、酸素系漂白剤は掃除だけでなく洗濯にも大活躍。食べこぼしや血液汚れ、落ちにくい嫌なニオイをするりと落とします。
浸けおきだけでこんなにすっきり!
今回は汚れていた白いホーロー鍋を酸素系漂白剤できれいにしてみました。
使い方は簡単。40℃くらいのお湯に酸素系漂白剤を適量入れて、30分ほど放置するだけ。頑固な油汚れなどの場合には、しばらく浸けおきしておくのがおすすめです。
ただし、あまり長い時間浸けおきすると材質を傷めることもあるのでご注意を。また、お湯の温度が高すぎると、思うような効果が得られないことがあります。
酸素系漂白剤はまだまだ活躍!
酸素系漂白剤を使えば、今回の着色汚れや油汚れなど、頑固で面倒な汚れも浸けおきするだけで手間なくするりと落とせます。
他にも洗いにくいステンレスの水筒、コーヒーや茶渋などにもおすすめ。あと、うっかりカビが生えてしまったバスマットや、汗のニオイがしみついたTシャツなどにも効果的ですよ。
掃除に洗濯に使える便利な酸素系漂白剤があれば、あれこれ洗剤をそろえる必要がないのもうれしいポイントです。ぜひ酸素系漂白剤を上手に活用してみてくださいね!
◆記事を書いたのは…三角園いずみ
フリーライターで2人の男子の母。「家事の手間と家族への愛は比例しない」をテーマに、ラク家事を追求しています。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※素手で作業をすると手が荒れてしまう可能性があります。使用時にはゴム手袋をつけましょう。