こうあるべきは本当に必要?やめてよかった家事

2019/05/08

あなたがやっているその家事、本当に必要ですか?やめたら意外と効率がよくなる家事があるんです。そこで今回は、ワンオペ中のママが「やめてよかった」と実感する家事をご紹介。頑張りすぎているママたち、必見です。

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<教えてくれた人>
サチさん (鹿児島県/42歳)
夫(42歳)、長女(12歳)、長男(10歳)、二男(7歳)、インコの5人と1羽の家族。結婚15年目。住まいは4LDK一戸建て。17年に整理収納アドバイザー1級を取得。著書に『めまぐるしい毎日でも暮らしが回る 50点家事』(¥1,200/ワニブックス)など。

両手で何かをすると、動きが止まってペースダウンしてしまいます。そこで、サチさんは「収納を片手でできるもの」にチェンジ。それだけでも家事の効率がぐんと上がりますよ。

鍋は「片手でひょい」収納

コンロ下にファイルボックスを並べ、鍋やフライパンを立てて収納。重ねると、下の物を取るときに片手で上の物を持ち上げて、もう片方の手で取ることになりますが、これならサッと取れます。

タオルはたたまず、引っ掛けるだけ

バスタオルをやめてフェイスタオル6枚に限定。洗濯機を回すのが1回ですむだけではなく、使う分をフックに引っ掛けて収納できるように。たたまず引っ掛けるだけだから、子どもも簡単。

両手で開ける袋入りの食材は ボトルに詰め替え

乾燥わかめ、青のり、ごまなど袋入りの物は、片手でふたを開閉できる容器に詰め替えます。これならいちいち袋を開けて、小さじで中身をすくって……という手間は不要。片手でフリフリするだけでOK。

玄関ドアも収納スペースに

ドアにマグネットフックなどをつけて、鍵、傘、虫よけスプレーなど外出時に使う物と、宅配便用の印鑑を収納。片手で取れるので、出かけ間際がスムーズに。「鍵がない!」と慌てることもありません。

さらに、「家事とはこうあるべき」という思い込みを少し見直すことも大切。自分がやりやすくて、無理なく続けられるかどうかを大切に考えましょう。

洗濯物は外に干すという思い込みを捨てる

晴れでも雨でも天候に関係なく、洗濯物は室内干し。ベランダにわざわざ出て干したり、取り込んだりするより断然ラク。それに外出中に急に雨が降ってきても、慌てることがなくなります。

ごみは集めず持ってこさせる

家中のごみを集めるのって、結構、重労働。そこで子ども部屋のごみは、ごみ収集日の朝、子どもが1階に持ってきて大きなごみ袋に入れることに。2階の子ども部屋のごみ管理から解放されました。

汚れた靴は靴箱にしまわない

一度はいて泥や砂がついた靴はたたきに出しっ放しにし、靴箱には戻しません。靴箱には洗い済みの靴だけを収納して汚れを持ち込まないから、靴箱掃除が不要に。靴箱が汗やカビで臭くなることもありません。

掃除はよくさわる所だけでいい

冷蔵庫の扉、電子レンジの操作ボタン、炊飯器の外ぶたなど人の手が触れる場所だけ拭けばよし。アルコールスプレーを吹きかけ、洗って使えるペーパータオルでサッと拭き取って終了。

”こうあるべき”という考えをやめることで、家事ストレスも減ります。皆さんも、家事に追われることのないラクな暮らしをめざしてみてはいかがですか。

参照:『サンキュ!』5月号「その家事やめれば、暮らしがラクになる!」より。掲載している情報は19年3月現在のものです。撮影/大森忠明 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部

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