子どもの習い事、月謝以外の出費が家計を圧迫!実例集

2019/05/09

子どもの成長とともにたくさんのお金が必要になりますが、必要なのは、学校に支払う「学費」だけではありません。子どもの「習い事」にも意外とお金がかかるんです。たとえ月謝は安くても用具、遠征、発表会などの費用がかかったり、上達するにつれ月謝や合宿代などが増えていくケースも。実際にどれくらいのお金がかかるのか、先輩ママたちに聞いてみました。

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体験談1 チアダンスの試合参加費と親のチケット代で2万円以上!

月謝は7000円でもおそろいのジャージやかばん、ユニホームやボンボンのほか、試合のチケット代(親の分1試合2000円から)、県外の大会は参加費2万円+交通費など、やたらお金がかかりました。(サンキュ!ブロガー Tさん/愛知県)

体験談2 ロボット教室の入会費が4万円超

月2回の授業で、月謝が約1万1000円(施設費込み)と高額なうえ、入会金と教材費が4万円超!息子は楽しそうに通っているし、ロボット開発のエンジニアになりたいという夢を応援したいけど……。(『サンキュ!』読者 N・Kさん/東京都)

体験談3 バレエの発表会に10万円

発表会代だけでも高額なのに、役がつくとプラス1万~3万円、追加衣装代が1万円など支出も増えます。練習用のレオタードやシューズも頻繁に買い替える必要があり、貯金する余裕なんてなかった(涙)。(サンキュ!ブロガー Mさん/千葉県)

体験談4 サッカークラブの合宿&卒業行事に7万円

息子2人が通っていたサッカーは、月謝は4000円と安いものの、合宿や遠征、卒業旅行、打ち上げなど月謝以外にかかるお金が多すぎ! スパイクはすぐボロボロになるので何度買い替えたことか!(サンキュ!ブロガー Uさん/東京都)

体験談5 サッカークラブの遠征費に3年間で78万円

長男が小4から入っていたサッカーのクラブチームは、家から近いという理由で選んだものの、遠征が多く予想外の負担になりました。しかもお金がかかった割には試合には出られず、厳しい世界でした。(サンキュ!ブロガー Mさん/石川県)

【お金のプロからアドバイス】
「子どもが小さいうちは、いろんなことをやらせてみたいと思うもの。でも習い事にもお金がかかります。家計を圧迫するほどの習い事をさせて、将来のための貯金ができないようでは本末転倒なので、見えやつきあいでの習い事は、考えものです」


<お金のプロ>
●畠中雅子さん(ファイナンシャル・プランナー)
教育費や保険、老後資金に関する執筆や、全国で講演も行う。自らも3人の子どもを育て、現在は2人が大学生のため、教育費の重みをまさに体感中。


子どもがやりたいと望むものがあれば、1つにしぼったり、公共機関がやっている無料や低額の習い事を探すなど、お金をかけない工夫をし、今のうちにできるだけ多く教育費を積み立てましょう。

参照:『サンキュ!』5月号「子どもにかかる あんなお金・こんなお金」より。掲載している情報は19年3月現在のものです。監修/畠中雅子 イラスト/徳丸ゆう 取材・文/秋山由紀 編集/サンキュ!編集部

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