貯まる人と貯められない人。いったい何が違うのでしょうか?収入に関係なく、貯め上手な人の多いサンキュ!STYLEライターさんたちには共通点があったのです!さっそく教えてもらいましょう。

知らないと損する
夫婦で節約と投資にはげみ、資産4,000万を達成しているサンキュ!STYLEライターのおこめさん。節約のために季節ごとの暮らしのチェックを忘れません。
たとえば、トイレの便座の「あたため機能」。暑い時季につけっぱなしでは不快ですし、もったいない!おこめさんは、5月頃には、機能を「オフ」にしています。半年で1,200円から2,400円ほどの節約になるのだそう。また、同じく気温が高くなってきたら、お風呂の湯はり温度を1度下げることで無理なく光熱費をダウン。季節ごとの暮らしのチェックを欠かしません。
「たったこれだけのこと?」と思いがちですが、こういった小さな節約を積み上げていくことが大きな節約につながるのです。季節ごとに1度やればいいだけの、負担のない節約を見つけていくこともポイント。「知らないと損」だとおこめさんもいいます。
ひと手間が大きな節約に
子どもが生まれる共働き時代に800万円を貯めた、サンキュ!STYLEライターのまつやまなこさん。現在も教育費と老後資金を同時に貯めるための家計管理を続けています。
まつやまなこさんは、節約のための「ひと手間」を大切にしています。外出するときは水筒に飲み物を入れて持参。週に1回は、親子で図書館に出かける。市町村の子育て支援サービスに登録して、レジャー施設や公共施設などの割引サービスをうまく使う。マイカーを持たず、カーシェアを利用するなど。どれも、準備や登録、予約など手間がかかりますが、どれもちょっとした手間。この「ひと手間のチリツモ」が大きな節約につながるといいます。
無駄な出費を賢く減らす
夫の手取り548万円のうち、年間320万円以上を貯めているという、サンキュ!STYLEライターの川崎みささん。
日々、自炊をしていますが、仕事がいそがしかったり、体調が悪いときなどは、総菜や外食にたよってしまい、無駄な出費になっていると気づきました。でも、誰にだって、いそがしいときや、つかれたとき、体調が悪いときもあります。そこで、どんなときでも、無理なく家でごはんを食べることができるように、おいしい冷凍食品を常備するようにしたのです。電子レンジであたためるだけのものを用意しておけば、いざというときにも安心ですよね。冷凍食品は割高というイメージがありますが、外食や総菜を買うよりも割安。川崎みささんのお宅では、家族4人で毎月6万円ほどかかっていた食費を、4万円まで下げることに成功しました。
無理な節約では続かないとわかっているからこそのアイデアなのです。
まとめ
貯まる人と貯められない人の違い。貯まる人たちは、「節約に我慢がない」ということだったのです。ひと昔前は、汗をかきながら自転車を走らせてスーパーをはしご。家電を使うたびにコンセントを抜き差しなど、手間のかかるものが多く「続かなかった」という人も多いはず。令和の節約は、無理のない節約ワザを見つけて、コツコツと積み上げていくことがポイント。「それくらいで家計が変わるの?」と思いがちですが、これらの積み重ねが「節約マインド」を育てるのですね。やってみる価値あり!ぜひ参考にしてみてくださいね。