2025年も食品値上げが続き、毎月の食費がまた上がるのではと心配になりますよね。節約上手な人がそろうサンキュ!STYLEライターさんたちは、どんな時代になろうとも、楽しく節約を続けています。そのアイデアを教えてもらいましょう。
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定番の節約レシピをファイリング
元浪費家でありながら、収入の減少をきっかけに家計を大きく見直し、年間100万円の貯金を続けている、サンキュ!STYLEライターの小倉つぼみさん。「貯蓄上手は、食費の節約が上手」といいます。
じつは、以前は料理が苦手だったそうで、仕事で疲れたときは、総菜や外食にたよってしまうことも。出費の積み重ねが食費を圧迫していたといいます。そこでやったことが、「節約レシピのファイルをつくる」でした。簡単につくることができ、家族が喜びそうな節約レシピを、インターネットや雑誌からピックアップ。切り抜いてファイリングしたり、スマホアプリを活用したりして、デジタルで管理しています。このレシピを活用することで、安価な旬の食材をうまく使って食費を抑えたり、冷蔵庫の残り物でつくることができるようになり、食品ロスを防ぐことにも。月に10%から20%ほど、食費を抑えることに成功したといいます。
何品も料理をつくらなきゃダメ?
夫婦で協力しながら、節約と投資にはげみ、総資産4,000万円を達成した、サンキュ!STYLEライターのおこめさん。「がんばりたくないことを、がんばらなくてすむように、暮らしの優先順位を考えたことで、ストレスの軽減だけでなく、お金も貯まりだした」といいます。
その「がんばりたくないこと」のひとつが、何品もの料理をつくることでした。育児や仕事でクタクタなのに、栄養バランスを考えて何品もの料理をつくることはしたくない。そこで、「品数や品目が少なくても、野菜・タンパク質・炭水化物を取り入れる」「調理の工程はシンプル」「自分が食べたいものをつくる」をポイントにしたところ、自炊が無理なく続けられるようになったといいます。疲れたときは、「具沢山の味噌汁とごはん」「肉野菜炒めとごはん」くらいでOK。がんばらない自炊で自然と食費を抑えることができるようになったのだそう!
手づくりしてみる
計画的な家計管理が得意な、サンキュ!STYLEライターのまつやまなこさん。誕生日やクリスマスなど、「ケーキは買うもの」という考えかたでしたが、「手づくりしている」という友だちの話を聞いて、去年は、クリスマスケーキにチャレンジしてみることにしました。
調べてみると、低コストで、簡単に手づくりする方法はたくさん!まつやまなこさんのお宅では、菓子パンを土台にして、自分たちでデコレーションする方法に。やってみると、子どもたちは大盛り上がりで、楽しいイベントに!自分たちの誕生日に、「あんなこと、こんなことをしたい」と次のケーキづくりの計画を始めているのだそうですよ。お金にたよらなくても楽しめることを学び、コスト以上のうれしい結果になったのだそう。
まとめ
ひと昔前の食費節約は、安いスーパーを自転車ではしごしたりと、我慢の節約のイメージがありますよね。サンキュ!STYLEライターさんたちの食費節約術は、どれも「楽をして、楽しみながら節約する」というものばかり!自分に負担をかけずに自炊を続けることが何よりの食費節約だという人が多く、そのために、無理のない方法を上手に取り入れているのですね。がんばり過ぎは続きません。ぜひ参考にしてみてくださいね。