物価の高騰が続き、なかなか貯金ができないと感じている人も多いはず。貯め上手な人が多いサンキュ!STYLEライターさんたちは、こんな時代にどうやって貯金を継続しているのでしょうか?貯めるためのコツを教えてもらいましょう。

絶対にコレにお金は使いません!
シングルマザーとして2人の子どもを育てながら、毎年100万円の貯金を継続している、サンキュ!STYLEライターのちぇそさん。絶対にお金を使わないと決めているものがあるといいます。
たとえば、通勤の途中などで買ってしまいがちなコンビニのコーヒーやペットボトル飲料。ちぇそさんは、家で淹れたコーヒーをマイボトルで持ち歩いています。コンビニで買えば150円ほどですが、150円×20日間と計算すると、毎月3,000円。毎日のたった1杯が、年間で考えれば36,000円の出費に。おいしいコーヒーを家で淹れてもって行けば、1杯20円ほどで済むといいます。
また、動画配信、音楽配信などのサブスクサービスも、「最近使っていない」と気づけばすぐに解約。1つのサブスクが1,000円としても年間で考えれば大きな出費に。
ATMの手数料も払いません。無料の時間帯や、手数料が無料のネット銀行を選択したり、毎月決まった日にまとまった額をおろしたりと、絶対に払わない仕組みをつくっているのだそう。
消耗品は買いません!
夫婦で協力して節約と投資にはげみ、総資産4,000万円を達成した、サンキュ!STYLEライターのおこめさん。ご本人いわく、「浪費家」で「汚部屋」に住んでいたのだそう。そんな反省を活かして、今では「本当に必要なもので暮らす」をモットーに、「買わない暮らし」を実践しています。
たとえば、おこめさんはティッシュは買いません。鼻をかんだり、小さな子どもの口をふいたりと無限に使ってしまいがち。そこで、やわらかいガーゼハンカチで代用。使い心地はもちろん、薄手のため汚れても洗ってすぐに乾くため、使い勝手も抜群だといいます。
また、食品用ラップやキッチンポリ袋は、電子レンジ用のフタや保存容器、シリコンスチーマーで代用することができるため買いません。
ほかにも、使う期間が限られている子ども用品は新品では買いません。ベビーベッドは、リサイクルショップで990円で購入。2年間使用し、またリサイクルショップに売りに行ったところ、600円で売ることができたといいます。子ども用品の中古品については、おこめさんも「人によって基準は異なる」といいますが、リサイクル品は、節約だけでなくエコにもつながったといいます。
見切り品は買いません!
ひとり暮らしになり、毎月の食費を2万円台でやりくりしている、サンキュ!STYLEライターのおだけみよさん。あえて買わないようにしているものがあるといいます。それは、通常より安く売られている「見切り品」。うまく使うとお得な気がして、「見切り品」がよく出る夕方に買い物に行ったりしていたといいます。ところが、実際には、期限内にうまく使いきれずに食品ロスになってしまったことも。買いものリストに入っていれば、「見切り品」を買うこともありますが、積極的に買うことはなくなりました。また、大袋やお得サイズのもの、話題の珍しい調味料なども、最後まで使いきれないことがわかり、買わなくなったといいます。
「食品ロスをなくして無駄にしないコツは、使い切ること」というおだけみよさん。自分の生活で使いきることができる量やものを買うようになりました。
まとめ
時代が変化しても、コツコツと貯金を継続しているサンキュ!STYLEライターさんたち。自分のライフスタイルに合わせて、「買う」「買わない」の線引きがきちんとできていることがよくわかりますよね。お金を使うところには、きちんとかけている人も多く、「あれもこれも我慢」ではないため、節約しながらもストレスなく継続することができるのです。
あれもこれも節約してパンクしていませんか?自分の「必要なもの」「必要でないもの」を見極める力が「貯めるコツ」であることを、サンキュ!STYLEライターさんたちから教えてもらいました。