消毒用アルコールが手に入らない!そんなときは家にあるもので消毒液がつくれます!
2020/04/13
こんばんは!!サンキュ!STYLEライターのせんちゃんです。
3児の母で現在薬局での医療事務のバイトをしている私。
職場の薬局でも現在マスクや消毒用のアルコールの入荷も少なく……。働いている自分ですら買えないという状況です。
そんな折、知り合いの薬剤師さんから家庭にあるものを使って消毒液の代用ができるという話を聞きました。そのことが気になって色々と調べてみたところ、厚生労働省と経済産業省が公開している資料に塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を薄めて、消毒液をつくる方法が載っていました。
そこで実際に、公開されている資料を見ながら消毒液をつくってみましたので、そのリポートをお届けします。
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒!
次亜塩素酸ナトリウム……名前だけだと、「なんだ!?」って思うかもしれませんが、ふだんお家にありそうなキッチン用漂白剤が主成分としているものなんです!これを薄めるだけで消毒用に使えるのだとか!!
ちなみに手指の消毒には残念ながら使えませんが、手指はしっかり手洗いをすることでウイルス除去には効果があるのでこちらはものの消毒に使ってくださいね!厚生労働省によると、「ドアノブやテーブルなどの人の手が多く触るところを消毒するのにいい」そうです。
基本的な使い方
ちなみに私は調理師免許の資格を持ってますので、調理場などにおける洗浄・消毒に関しては一定の知識があります。
今回のつくった消毒液の場合は、直接振りかけたりせず、キッチンペーパーなどに含ませて気になるところを拭いて、その後水拭きをする!というように使用しましょう。また、使うときはゴム手袋などを使用し、目には絶対に入らないように注意をしてください!メガネやゴーグルなどがあれば着用すると安心ですね。
次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性が高いので、薄めた液でも材質によっては変色や腐食を起こす場合があります。しっかりと水拭きをしましょう。
商品によって濃度が異なるので注意!
製品によって濃度は違なりますので、必ずパッケージの裏面を確認を!厚生労働省のページは、具体的な割合が「水○L に○○mL(商品付属のキャップ1杯)」など分かりやすく載っていますので、参考にしてみてください。
【注意】 ●使用にあたっては、商品パッケージや HP の説明をご確認ください。 ●上記のほかにも、次亜塩素酸ナトリウムを成分とする商品は多数あります。 表に無い場合、商品パッケージや HP の説明にしたがってご使用ください。
身のまわりを清潔にすることが大事!
ちなみに……今回ご紹介した塩素系漂白剤での手すりやドアノブの消毒以外に、厚生労働省がおすすめしている対策は「丁寧な手洗い」そして「食器類の熱水消毒」です。ぜひHPを参考にして取り組んでみてくださいね!
自分にできることをがんばろう。
東京スカイツリーも世界一丸となってコロナに打ち勝とう!の意味を込めた地球をイメージした綺麗なブルーのライティングでした。
自分たちにできるのは感染しないように気を付けること、万が一感染してしまったらまわりにうつさない努力をすることくらいですが、一人ひとりががんばればきっと終わりは見えてくるはずですよね!日に日に感染者も増え不安にもなりますが、こんなときだからこそ、みんなで力を合わせてがんばりましょうね!
■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターせんちゃん
現在高校2年生の長女、中学2年生の長男、小学校5年生の次女の3人の子どもを育てながら
教育資金を稼ぐため、多忙にパートで働いてます(汗)。実家が寿司屋を営んでおりますので、子どもの頃から食に対しての意識はわりと高く、もちろんお酒も大好き(笑)
日々おいしく楽しく晩酌して毎日がんばっています。
食器・手すり・ドアノブなど身近な物の消毒には、アルコールよりも、熱水や塩素系漂白剤が有効です。 塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を濃度 0.05%に薄めたうえで、拭くと消毒ができます。 【注意】 ・家事用手袋を着用して行ってください。 ・金属は腐食することがあります。 ・換気をしてください。 ・他の薬品と混ぜないでください。