元幼稚園教諭、おやつ教育家でサンキュ!STYLEライターの橋爪ひとみです。
おやつづくりをするのが好きな中学生、小学生姉妹のお母さんです。
今回は和菓子に挑戦!さつまいもを使ったいも茶巾をつくります。
おやつだけでなく、お夕飯の箸休めのひと品にもなりますし、お弁当にちょっと甘いものが入っているとうれしいですね。どんなシーンでも使えて体に優しいおいもですから、つくり方を覚えておくと何かと助かるおやつです。
いも茶巾づくり始まるよ
いも茶巾の材料(8個分)
・さつまいも 250g
(皮をむいて蒸すか湯がいたもの)
・きび砂糖 50g
・生クリーム 大さじ4 (さつまいもの水分量が多くベタつくようでしたら、生クリームの量を減らして下さい)
さあ!つくるよ。
1.さつまいもは1cm厚さの輪切りにして、皮を厚くむいて5分ほど水にさらします。
その後、鍋で湯がくか蒸すか、器に並べてレンジでやわらかくします。
2.熱いうちに生クリームを加えて、ざるなどで裏ごすか、フードプロセッサーで攪拌するか、フォークの背でつぶします。
3.生地を8等分して、かたく絞ったぬれ布巾で包み、しぼります。
できあがり!
フードロス削減にもなるおやつ
飲食店などの自粛により、たくさんの食材が行き場に困っている状況を知りました。
どんな食材も生産者さんが、一生懸命につくられたもの。食べられるのに捨てられてしまう(フードロス)のは本当にもったいない。
ニュースで知った「豊洲市場ドットコム」というサイトを使って検索。おいしそうなおいもが目に飛び込んできまして、早速取り寄せたのが、子どもたちが大好きなおいもだったのです。
自宅に配送してくれるのもうれしい。
お買い物に行っていも類を買う手間も省けますし、何よりいも類は重いので少しでも買い物カゴが軽くなるので助かりました。
届いたおいもは、焼きいもにしたり…
干しいももつくってみました。これが絶品! 私は、焼きいもにしてから皮をむいて、厚めにカットして干しいもにしましたよ。
私たち親子にとって休校中、毎日子どもとキッチンに立ち、子どももただ食べるだけではなく材料のこと、流通のこと、生産者さんたちのこと、フードロスなどを含めて社会全体のことにふれる機会となりました。
食べることは生きること。自分で考え、自分の手を使って、大切な自分の体を、自分で育めるようになってほしい。子どもがキッチンに立つことは、食べ物への感謝、つくってくださる方へのご苦労を肌で感じるよい機会。台所からいろんなことが見えた3カ月だったなと感じます。
■この記事を書いたのは・・・
おやつ教育家 橋爪ひとみ。
•雑誌&web 「サンキュ!」STYLE ライター
•幼稚園教諭▶︎イギリス・シュタイナー教育教員養成学校で学ぶ
•子どもと毎日おやつづくりをするのが好きな小学生と中学生のお母さんです。
※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。