野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライターの小島香住です。
いそがしいときにあると助かるインスタント食品。お湯を注ぐだけですぐ食べられて便利ですよね。でもどうしても野菜の要素が少なくなってしまいませんか?今回は、インスタント食品でも野菜を手軽にプラスできるアイデアをご紹介します。
使うのは「小松菜」
年間通してスーパーに並ぶ小松菜。
この小松菜をある方法で保存しておくだけなのですが、これが本当に便利なのです。
小松菜を切って冷凍しておくだけ
ある方法とは、生の小松菜を切って冷凍しておくだけ!
アクが少ないので、下ゆではしなくても大丈夫なのです。冷凍するとほどよく細胞が壊れ、軽く下ゆでしたときと同じような食感になるので、むしろ生のまま冷凍をおすすめします。
小松菜の冷凍保存方法
(1) 小松菜はよく洗って、3cm幅くらいにカットする。
(2) 水気をきって、ジッパーつき保存袋に入れる。
(3) 空気を抜いて、冷凍する。
冷凍後はやさしく取り扱って
冷凍されたら、キッチンペーパーは取り除きます。(このときは空気が入ってOKです。)
凍った小松菜は力を加えるとパキッと折れてしますので、やさしく取り扱うようにしましょう。とくに葉の部分は割れやすいので、気をつけてくださいね。
使うときは冷凍のまま
インスタント食品はお湯を注ぐタイプのものが多いですよね。冷凍小松菜の出番は、このお湯を注ぐタイミング。
冷凍のまま使いたい分だけ、取り出して使います。お湯を注ぐと熱で溶けるので、解凍する手間もなくとっても便利です。
おすすめは卵スープ
フリーズドライの卵スープに冷凍小松菜をプラス。
お椀に卵スープと冷凍小松菜を入れて、お湯を注ぐだけ。あっという間にできあがり!インスタントのスープに小松菜がプラスされ、彩りと食感がよくなります。
卵スープ以外にも、みそ汁やわかめスープもおすすめです。
手づくりのスープやみそ汁に加えるのも、もちろんOK!前日に残ったみそ汁に、翌朝温めなおすときに冷凍小松菜をプラスして食べることもあります。
カップそばにも
インスタント食品の代表カップ麺。ここにも小松菜をプラス。
ふたを開けて、かやくなどといっしょに冷凍小松菜を入れて、お湯を注ぐだけ。表示の時間が経ったらできあがり!
そば以外にも、ラーメンや担々麺なども相性ばっちりです。
鍋で煮る袋麺の場合も、煮込むときに冷凍のまま加えればOKです。
小松菜は買ってきたらまず冷凍
インスタント食品にも野菜がプラスできると彩りや食感がよくなり、栄養面でもビタミンや食物繊維がしっかり補えます。手抜きしているという罪悪感も減りますよね。
わが家では小松菜は買ってきたら、カットして冷凍がお決まり。ちょっとした工夫で野菜を手軽にとることができるようになります。
ぜひみなさんも食事に取り入れてみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。
※ご紹介した内容は個人の感想です。