「スキレット」のおすすめ22選｜商品の選び方やシーズニングのお手入れ方法も紹介

「スキレット」の選び方を、素材・大きさ・持ち手・対応熱源・ふたの有無の5つのポイントごとに解説します。また、おすすめの「スキレット」を22商品ピックアップし、それぞれの特徴をご紹介。スキレットを使ううえで欠かせないお手入れ方法もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

「スキレット」の選び方5つのポイント

「スキレット」は、厚みのある鋳鉄製などの小型フライパンで、熱がゆっくり均一に伝わることで、食材のうまみが引き出される調理器具です。

熱すると冷めにくいという特徴があるため、お皿に移さずそのままテーブルに出して食事を楽しむのもおすすめです。

また、煮る・揚げるのはもちろんのことオーブン料理もできるので、「スキレット」を1つ持っているだけで、料理の幅が広がると人気の調理器具でもあります。

「スキレット」はさまざまな商品が販売されているので、どれを選んだらよいかわからないという声も聞かれます。そこで、「スキレット」を選ぶときに注目したい5つのポイントをご紹介します。

ポイント1：素材で選ぶ

「スキレット」の素材は、もともとは鋳鉄でしたが、最近はほかの素材を使った製品も販売されています。それぞれの素材で、メリット・デメリットがありますので、素材ごとの特徴を解説します。

鋳鉄製

鋳鉄製の「スキレット」は、熱伝導率や蓄熱性が高いため、ハンバーグやステーキといった定番料理づくりにぴったりといえます。また、鋳鉄製は丈夫で耐久性にも優れているため、キャンプやグランピングなどのアウトドアでの利用でも活躍します。

鋳鉄製のデメリットは、初めて使う前に、シーズニングという作業が必要となります。さらに、お手入れでは洗剤が使えないという制限もあります。最近は、シーズニングしなくても使えるものもあるので、手間を省きたい方は、事前に確認することをおすすめします。

耐熱陶器製

耐熱陶器製の「スキレット」は、電子レンジで使えるものも多く販売されているので時短調理に向いています。また、温め直しができるのも便利です。

お手入れの面でも、洗剤で洗えるのはもちろん、食洗機利用可能なものもあり、手間がかかるのを避けたい方におすすめです。

耐熱陶器製のデメリットは、ほかの素材に比べて、耐衝撃に弱く、熱伝導率が低いことです。

ホーロー製

ホーロー製は、カラーバリエーションが多いため、パーティーなどで食卓を華やかに演出したいときに活躍します。

ホーロー製のデメリットは、火力が強すぎると焦げついてしまうことです。また電子レンジには対応していません。

「スキレット」の中には、外側がホーローでできていて、内側は鋳鉄製のものもあるため、見た目と耐久性の両方を重視する方にもおすすめです。

ポイント2：大きさや深さで選ぶ

「スキレット」は、1人用のものからキャンプ用のものまで、さまざまなサイズのものがあります。サイズが大きくなるにしたがって重くなるため、必要最低限のサイズを選ぶと調理がスムーズでしょう。

1人用であれば、15cm程度のサイズで約1kgからあります。ベーコンエッグやホットケーキなど、簡単な朝食づくりで活躍します。

2、3人で使うときは、22cm程度のサイズで約2kgのものがおすすめです。ステーキやパエリアなどもつくれるので重宝します。大人数でのキャンプで使うのであれば、30cm以上の「スキレット」をおすすめします。

ポイント3：持ち手の形状で選ぶ

鋳鉄製のものなどは、取っ手部分がとても熱くなるため、調理するときには、ミトンをつけても持ちやすいかどうかがポイントとなります。取っ手部分の長さには注意してください。また、オーブンで使う場合は、持ち手部分が着脱できるものがおすすめです。

ポイント4：IH対応の有無で選ぶ

「スキレット」は、基本的にはガスコンロの直火や、オーブンで使うものですが、最近はIH対応の「スキレット」もあります。ご自宅の熱源がIHクッキングヒーターの方は、IH対応のものを選んでください。

さらに、IHクッキングヒーターでは利用できるサイズに制限のあるものがあります。「スキレット」は、一般的なフライパンより小さいため、サイズ的に利用できるかもチェックすることをおすすめします。

ポイント5：ふたの有無で選ぶ

「スキレット」には、本体のみのもの・ふたつきのもの・ふたが別売りされているものがあります。

ふたがなくても焼き料理はできますが、ふたがあると蒸し料理・燻製など料理の幅が広がるので、「スキレット」でつくりたいものによっては、ふたつきのものをおすすめします。