主婦が今からめざせる大人気の資格!整理収納アドバイザーってどんな仕事?人気アドバイザーに密着
2021/09/26
おうち時間が増えた今、「部屋をきれいに片づけたい!」という人が増えています。そこで今回は、片づけのプロとして人気が高まっている「整理収納アドバイザー」の仕事に注目しました!
<教えてくれた人>
自らが片づけで人生を変えた経験を持つ、大人気アドバイザー!
中山真由美さん(47歳)
・整理収納アドバイザー1級
・整理収納アドバイザー1級認定講師
主婦が今からめざせる大人気の資格!
整理収納アドバイザーは、整理の考え方や正しい収納法を学べる資格。部屋が片づかない原因を見つけて、片づけを手伝うのが主な仕事です。たとえ仕事にしなくても、片づけ上手になるための勉強ができるので、日々の暮らしに役立つ資格として、注目を集めています。
『サンキュ!』読者の7割以上が興味あり!※
Q あなたは「整理収納アドバイザー」という仕事に興味がありますか?
※サンキュ!モニターアンケートより(21年5月実施、回答者数219人)
整理収納アドバイザー
有資格者数
2級約14万人/1級約1万人
21年6月現在
家が片づくと表情が輝く!その瞬間に立ち会えるのがなによりの喜びです
子どものころから片づけが大嫌いで、いつも部屋が散らかっていたという中山さん。「14年前、たまたま知り合った整理収納アドバイザーの女性に、自宅を片づけてもらう機会がありました。1日で2トンのゴミを捨てることができて、『この仕事はすごい!』と感動。そのアドバイザーさんの2級認定講座を受けて、すっかり整理収納にハマりました」。自分自身が長年の片づけ下手を克服した経験を持っているため、片づけが苦手な人の気持ちに寄り添えるのが強み。「お客さまの性格に合わせた方法で部屋を片づけていくと、表情がどんどん明るく、前向きに変わっていくのがわかります。それを見ていると私まで幸せな気持ちになれるんです」。
中山さんの片づけHistory
【14年前】
恩師に声をかけられ、友人と一緒に「2級認定講座」を受講。
「整理と整頓の違いは?」と聞かれて、自分が言葉の意味すらわかっていなかったことに気づく。
【仕事復帰】
働く女性を応援する派遣会社の取締役になる。
【事業設立】
整理収納サービスに特化した事業設立。
【現在】
"悩み解決のプロ"として活躍!
気持ちに寄り添う片づけが好評を呼び、5年間、毎月雑誌やテレビで取材される超人気・整理収納アドバイザーに。
こんな仕事をしています!
07年から整理収納を事業として展開してきた、お片づけサービスのパイオニア。20年に「Ritta Stanza(リッタ スタンツァ)」を設立し、個人向けのお片づけサービスを続けながら、雑誌の監修や講師活動、テレビやラジオ出演など幅広く活動しています。
お片づけサービス
東京、神奈川、千葉限定の個人向けお片づけサービスを展開。一人一人の心に寄り添うお片づけをモットーに、理想の暮らしを実現するお手伝いをしています。最近は、オンラインでの整理収納レッスンも実施。
延べ2000件の悩みを解決!
商品プロデュース
小学生用のお道具箱や、100円ショップの下着ケース、インテリア専門店の収納グッズなど、整理収納アドバイザー目線で商品を開発。20年12月には、収納しやすいバッグをプロデュースしました。
自身もお片づけサービスの作業時に愛用している「リッタキャリー」ブランドのボディバッグ。¥12,100(税込み)/1RU https://1ru.jp/
雑誌や書籍の監修
雑誌の片づけ特集の監修や自らの体験を語る記事などに登場。これまでに出版した書籍は8冊。片づけの基本や、物の捨て方、物を捨てなくても片づけるテクなどを伝えています。
最新刊は『10分でスッキリ!捨てない片づけ』(主婦と生活社)
アドバイザーの育成
たくさんの現場経験から得た、相手に寄り添う片づけのスキルを「Ritta Stanza」のスタッフにレクチャー。片づけのモチベーションを高める声かけの方法、生活動線を考えた収納法などを伝えています。
仕事のこだわり
●「捨てなさい」と言わない
物に対する思いは人それぞれ。一方的に捨てさせるのではなく、お客さま自身が捨てたくなるように促しています。
●お客さま自身に「片づけたい」と思ってもらう
片づけが苦手な人の気持ちをくみ取り、励ましながら一緒に片づけていくことで、きれいが続く家をめざします。
参照:『サンキュ!』2021年10月号「整理収納アドバイザーってどんな仕事ですか?」より。掲載している情報は2021年8月現在のものです。撮影/片岡祥 取材・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部