外を散歩しているママの友人や子供たち

ママ友は何人いる?上手なおつきあいのひけつとは!?

2021/12/06

子育てをしていると、ママ友のいるいないや、お付き合いのしかたについて気になる人も多いのではないでしょうか? そこで「何人ママ友がいるの?」「ママ友がいてよかったこと・嫌になったこと」などをサンキュ!モニターアンケートで聞いてみました。

ママ友の数は、「1~3人」の方が半数近く

20代~50代の子どものいる女性を対象としたアンケートで、”ママ友は何人いますか”という質問に「1~3人」と答えた人は42%でした。半数近くの方が、ママ友はいるが3人以下と回答されています。一方、ママ友がいないと回答している方も12%います。

ママ友の数が「4~6人」と答えた人は24%で、「1~3人」と答えた人と合わせると66%となりました。大半の方が、ママ友はいるが数はそれほど多くないことが分かります。では、どのような人とママ友になっているのでしょうか?

自分と気が合いそうな人とママ友に

”ママ友になりたい人はどんな人ですか?”という質問で一番多かった答えは、「自分と気が合いそう」が32%で、自分との相性を重視する方が多いようです。

次に「子ども同士が仲がよい」が28%、「挨拶をしてくれる・話しかけてくれる」となっており、自分と子どもが楽しく一緒にいられる人とママ友になりたいという傾向があるようです。これからママ友を作りたいという人は、気があいそうだなというママや、子どもが仲のいい子のママに挨拶をしてみるのもいいかもしれません。

実際にママ友とはどこで出会っているのでしょうか?

知り合った場所は、「保育園・幼稚園の保護者会やイベント」「子どもの送り迎え」「児童館」が上位3位を占めました。やはり子ども関連の出会いが多いものの、以前からの知り合いや同僚など、気心の知れた人がママ友になるケースも少なくはないようです。

次に、ママ友がいることでのメリットとデメリットについて、率直な意見を見ていきましょう。

ママ友は育児の戦友

近所の女性画像
maroke/gettyimages

ママ友がいてよかったと感じるのは、子育てについての不安や大変さを分かち合えたり、悩みを相談してアドバイスがもらえたときを挙げる方が多かったです。

<アンケートの声>
体調を崩したときに、夫も仕事が休めずに困っていたら、仲の良いママ友が子どもを数時間預かってくれて体を休めることができました。すごく感謝しています。(40代 専業主婦)

幼稚園選びの際に、幼稚園の特徴や雰囲気やプレについて教えてもらえて助かった。(40代 専業主婦)

学校行事などに一緒に行けたり、反抗期の相談ができる。(40代 パートタイム)

同じグレーゾーンの子どもを育てるママ同士で、労いあったり「あるあるトーク」で励まし合えるのがうれしい。(30代 パートタイム)

同じくらいの歳の子がいると悩みを相談しやすい。夫に話せないようなデリケートな問題もママ友に話すことが多い。1人で悩むより打ち明けた方がスッキリすることもある。(30代 専業主婦)

その他にも、学校での子どもの様子がわかったり、学校での連絡事項をききもらしたときに教えてもらえてよかったという声もありました。

<アンケートの声>
園の行事の時に、持ち物などが分からないときにラインで聞ける事。ママ友がいなかったら、園に電話して聞くしかないので助かっています。(40代 パートタイム)

子どもの様子がおかしかった時に学校の様子を教えてくれて状況がわかりました。(40代 専業主婦)

自分の知らない学校での様子や交友関係を教えてもらえたりしたときはありがたいと感じます。例えば、職場体験があったとき仲のいい子と同じ職場になりたかったのになれなくてさみしそうだったとか、部活で〇〇くんにスパイクで頭を叩かれていたなど。(40代 正社員)

ママ友との関係が悪くなることも

頭痛を持つ若い女性.
metamorworks/gettyimages

ママ友との関係がこじれるときにはさまざまな状況がありますが、マウンティングや悪口、一方的に利用されたときを挙げる方が多くいました。

<アンケートの声>
マルチ商法みたいな商品を売りつけられそうになった。(30代 フルタイム)

陰で悪口を言われていた。(30代 パートタイム)

他のママの悪口を言ってきたり、あんまりにもお節介が過ぎるとうんざりする。(30代 育休中)

幼稚園のPTA活動の際に、自分の味方をしないと呼び出して説教してきたり、露骨に無視したり怖かった。(40代 専業主婦)

明らかにママ友の中で順位を付けてるひとがいた。(30代 正社員)

また、子ども同士のトラブルでママ友との関係が悪くなったり、頻繁な連絡やお誘いが重荷になることも。

<アンケートの声>
子ども同士がトラブルになった時に、お互い悪いところはあったのに、私の子どもを一方的に責められ、すごく腹が立った。(40代 正社員)

あまり仲良くない時期に頻繁に家にたずねて来られることがあり、ストレスだった。(40代 専業主婦)

毎日グループLINEして参加してないと空気が微妙になったり、いつも一緒に行動するのが当たり前になり始め、休日も家族ぐるみで集合するのがしんどくなった。(30代 フリーランス)

人数が多いグループにいた時、子どものケンカのことをグループLINEで言われ、とても嫌な思いをした。一方的に悪いわけではないのに、加害者扱いされて傷ついたけど、それからも仲良くしなくてはいけないのが辛く、しばらくしてグループを抜けました。(40代 パートタイム)

多くの人にとって育児を協力し合える大切な存在であるママ友。いい関係を築いていくには、適度な距離感を保ちながらお互いを尊重する気持ちを忘れないことが上手な付き合いのひけつかもしれません。

※『<サンキュ!>ママ友・ご家族の生活習慣に関するアンケート』(2021年10~11月実施、回答数292人)。
※掲載された情報は2021年11月4日までに収集した情報です。

 
 

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