チームメイトはママ友!合計再生回数1億4000万超の片づけ系YouTube「週末ビフォーアフター」で人気沸騰中の古堅純子さん。日本中の片づけ迷子の心を掴んで離さない純子さんの「素」に迫る連載始まりました!

「今何やってんの?ヒマならあたしと一緒に掃除やろうよ」
こんにちは!古堅純子です。今月から連載始めます。どうぞよろしくねー!今、全力で取り組んでいるYouTube番組「週末ビフォーアフター」(毎週金曜日正午配信)の制作・配信を軸とした活動は、この4人がメイン。この4人の縁の始まりは、主に「ママ友」とご近所つながりなんです。
マナミさんは保育園のママ友。当時私は掃除サービスのお店を立ち上げたばかりで一緒に働いてくれる人を探してて、ほぼ初対面のマナミさんに「仕事何やってんの?」って聞いたら「ケーキ屋でバイトしてる」と。「ケーキ好きなの?」って尋ねたら「別に」って言うから、「じゃあ一緒に掃除の仕事やろうよ」ってスカウトしました。コトさんとは同じマンションで、子ども同士が同級生。うちの息子2人が小学生の頃はコトさんちに入り浸ってゲームしてたっけ。アイコさんは私の元同僚の友達で、テレビの取材でお家を片づけさせてもらったのが出会い。求人するんではなく近場にいる人に声かけて人集めするところに、せっかちな私の性格が表れてますねぇ(笑)。4人で仕事するのは週3日くらい。みんな自分が何をすべきかは分かっているから、片づけ現場では各人自由に動いてます。アイコさんは「純子さんはずっとしゃべってて指示は出ないから勝手にやってる」って(笑)。私がリーダーシップを取り過ぎないところも、チームがうまくいってる秘訣(ひけつ)かも。
共通点は「人づき合いは得意じゃない」
仕事中はお互い遠慮せず意見を出してコミュニケーションを取るけど、仕事終わりにお茶するとかは一切ないのも私たちらしいところ。地方出張でも泊まる部屋は必ず別です。もともと私は人とつるむのが苦手で家族が大好きだから1秒でも早く家に帰りたい。だから作業が終わったら「じゃあね!」とアッサリ解散するんです。
マナミさんも私と同じタイプで、車で家に送っても「お茶飲んでって」とか言われたことないし、コトさんも昔は近所の人たちに海外出身で日本語を話せないと思われてたほど無口で(笑)。だからつるむのが苦手な人が集まった感じね。「連載第一回のテーマは『チームメイトはママ友』なんだ」と3人に話したら、「純子さんは友達より仲間だよ」って口々に言うの。誰も私を友達だと思ってない!(笑)。でもみんながいるから大変な片づけ作業も動画制作もやていける。修羅場と化した片づけ現場でも「コトさんもアイちゃんもマナミさんもいるから絶対終わる!」って思えるしね。これが私1人だったらマジで無理。だから視聴者さんにも「一人でやろうとしないで。家族でやれば片づく!家族がむずかしいときは、近くに住む思いやりのある人に助けを求めて!」と言い続けています。これからも私たち4人で片づけに悩む人たちを救いに行くよー!
純子ルール
●仕事の外ではつるまない
仲はいいけどONとOFFがはっきりしてて、プライベートには安易に立ち入らない。だから抜群のチームワークで気持ちよく働けます!
週末ビフォーアフター 今月の片づけ現場より
片づかない家あるある【使う場所としまう場所が遠い】
実は「#23」は私の家を片づけた動画。毎日使うバッグや服を家のへき地にある押し入れにしまっていたのを「収納場所がちぐはぐ!」と純子さんがバッサリ。よく使う物をリビング収納に集めたら、劇的に暮らしやすくなりました!
使う場所の近くにしまう場所を設けたら、動線が短くなって無駄な動きが激減!家事がラクになったおかげで腰痛が治りました♪
<教えてくれた人>
古堅純子さん
ふるかた じゅんこ/幸せ住空間セラピスト・家事効率化支援アドバイザー。1970年、神奈川県横浜市生まれ。1998年に家事代行サービス会社に入社し、掃除・片づけの道に。のちに独立し、のべ5000軒以上の家の掃除と片づけを手がけ「古堅式片づけ」のメソッドを確立。夫ヒロくんと大学生の息子2人の4人家族。
参照:『サンキュ!』2025年3月号「古堅純子の素」より。掲載している情報は2025年1月現在のものです。撮影/天野良子、林ひろし 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部