【必見】夫と家計の話ができない人にぜひ試してもらいたいアプローチ法
2017/01/16
今どき貯蓄に成功するには、夫婦や家族間でお金についてオープンに話し合える環境であることが大切です。ところがまだまだお金の話を夫婦でするのが難しいという家庭があるのも事実。例えば夫が家計を握っていたり、夫がやりくりに無関心だったり。もしもそんな風に悩んでいるなら、少しだけ試してもらいたいことがあります。
1)自分が管理している分だけでも、数字を見せてみる
「お金がない」など漠然とした話だけだと対策が立てづらく、お互い感情的になりがちです。妻が管理する分だけでも使いみちを記録し、数字で伝えてみましょう。その際、「私の分はこうなってるけど、ほかはどう?」とやさしく話すのが重要です。
2)お金の話題をまめに持ちかけてみる
いきなり教育費プランや赤字の相談は、するほうもされるほうもハードルが高いもの。まずは数日に一度、今週は何にいくら使ったなど軽い話題で5~10分話してみて。お金の雑談を積み重ねることで、重要なテーマを話し合える土壌を作りましょう!
3)男が好きそうな話題から持ちかけてみる
食費など生活費の節約には無関心な夫も、投資やスマホのプラン変更などには興味を持つことが多いもの。「あなたに頼むね」と一任したら意外と考えてくれて、そこから家計全体に関心を持つようになったケースは多いんです!
4)小遣いの話題から相談してみる
夫が家計の話に耳を貸さないときは、「いつも頑張ってくれているし、あなたのお小遣いも増やせたらと思うんだけど、どこを削ったらいいかな?」と持ちかけてみましょう。妻に思いやりを示された夫は前向きに相談に乗ってくれるはずです!
とはいえ、そもそもコミュニケーションが難しくなってしまっている場合は・・・
1)あいさつから始めてみる
「行ってらっしゃい」「おはよう」「お疲れさま」など、まずはあいさつをていねいにやさしく言うことから。少しやさしくなるだけでも夫はきっと気づくもの。お金の話を始める前に、夫がリラックスして話題を受け入れられるようになる下準備と思って、1週間は試してみましょう!
2)悩み相談をするふうに話しかける
お金の話ができる雰囲気になったら、困った顔で「疲れてると思うんだけど10分でいいからちょっと相談したくて」と話しかけてみて。頼りにしている感じを出すのが夫をその気にさせるコツ。責める調子にならないように。深刻ぶっても男は逃げるので、明るく軽い雰囲気を心がけましょう。
お金の話はお互いの信頼の基本になるものである一方、男性にとってはプライドに関わる一大事でもあります。夫に言いたいことはいろいろあるかもしれませんが、仕事を頑張ってくれていることや毎日家に帰って来てくれることなど、当たり前のことでも感謝したほうが、夫を責めるよりも自分自身がずっと気分よくいられ、夫婦関係にも家計にもプラスになります。自分のためにぜひ試してみて!
参照:『サンキュ!』1月号「貯まらない悩みを夫と話せない人がやってみるべきこと」より一部抜粋 監修/横山光昭、よしおかゆうみ、撮影/林ひろし、取材/神坐陽子、文/田谷峰子
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