【がんばらなくともお金が貯まる!】我が家が1,000万円貯めるまでにやったこと5選
2024/11/16
サンキュ!STYLEライターのしばです。転勤族の夫、6歳4歳の姉妹と暮らしながら、毎日をよりラクに、より楽しむためのアイディアを発信しています。
ちまたにあふれる様々な節約術や家計管理術。「これをやればお金が貯まる!」と言われていることでも、試してみたら思ったより効果が得られなかった…なんてことも多いですよね。
そこで今回は「本当に効果があるマネー術が知りたい!」という方へ向けて、結婚7年で貯蓄1,000万円超を達成した我が家の「1,000万円貯めるまでにやったこと」を5つご紹介します!
- 【我が家のデータ】
- 【1,000万円貯めるまでにやったこと1】年末までに1年間の収支を振り返る
- 【1,000万円貯めるまでにやったこと2】我が家の「財産目録」をつくる
- 【1,000万円貯めるまでにやったこと3】使わない口座は整理する
【我が家のデータ】
・33歳夫婦(夫は会社員、妻は自営)と、子ども2人(6歳女、4歳女)の4人家族
・宮城県で賃貸マンション暮らし(住宅補助あり)
・夫婦ともに細々したお金の管理や節約が苦手。夫はあとさき考えずにお金を使うタイプで、お金の管理にも興味なし。私がなんとかするしかない!と家計管理に奮闘中。
【1,000万円貯めるまでにやったこと1】年末までに1年間の収支を振り返る
家計簿やアプリを使って家計簿をつけていても、その記録を改めてチェックしている方は意外と少ないのではないでしょうか?
1年に1度は家計を振り返り、収支実績を見直すことで、「お金を価値あるものに使えたかどうか」を冷静に振り返ることができます。
我が家では日々の細々した収支記録は家計簿アプリ「Zaim」に記録。1年に1回は年間の収支実績を書き出し、家計状況の把握や予算立てに使っています。
家計簿アプリだと自動で収支計算ができるので便利なんですが、そのぶんお金を使っているという実感が湧きにくく、気づけば出費が増えていた…ということになりがち。
あえて年間収支を書き出し、収支は黒字だったか、無駄な出費はなかったかなど、改めて家計をチェックするようにしています。
また1年単位で収支を振り返ることで、児童手当などのイレギュラーな収入や、サブスクの年会費や税金などの「1年のどこかで支払うお金」を把握しやすくなるというメリットが。
1年のうちどこで大きな出費があるのか意識するようになったことで「5月は出費が多いから、6月は控えめにしよう」と見通しをもってお金を使うようになりました。
【1,000万円貯めるまでにやったこと2】我が家の「財産目録」をつくる
今現在、どの口座にいくら入っているのか、きちんと把握していますか?
我が家では「財産目録」を作成し、年に数回ほど「どこに、いくらお金があるのか」をチェックするようにしています。
「財産目録」とは、銀行預金や投資信託といったお金およびお金に変えられる=プラスの財産と、借金やローン残高などマイナスの財産を書き出したもの。
「財産目録」をつくることで貯蓄や借金がどのくらいあるのかはっきりと分かるだけでなく、「来年子どもが進学だから、ここの預金を使おう」「住宅購入の頭金はこの口座から出そう」など、将来的なお金の見通しを立てやすくなります。
我が家では「固定費の支払用」「貯金用」など目的別に口座をわけ、それぞれ忘れないように財産目録にもメモ。そのおかげで、表を見ただけで「なんのためのお金か」がすぐに分かりるように!
口座ごとに目的をはっきりさせたことで、「使っていいお金」「手をつけてはいけいないお金」の区別ができるようになりました。
【1,000万円貯めるまでにやったこと3】使わない口座は整理する
「付き合いで開設したけれど、使っていない口座がある」
という方も多いのではないでしょうか?
保有している口座の数を減らしておけば、家計管理や資産のチェックがずいぶんラクになります。
我が家でも引き落とし口座はなるべくひとつにまとめ、使っていない口座は解約しながら、口座が増えすぎないようにしてきました。
今は「貯金」「固定費の引き落とし」「夫婦それぞれのお小遣い」「生活費」「わたしの仕事用」と、主に6つの口座を使っています。
口座を減らすことで管理もラクになり、「財産目録」をつくるときなどの集計もすばやくできるようになりました。
【1,000万円貯めるまでにやったこと4】固定費を減らして家計をスリム化する
お金を貯めるためにまず毎月の生活費を削ろうとする方も多いですが、それはNG。
家計の支出には家賃や水道光熱費など毎月支払い額が決まっている「固定費」と、食費や日用品費といった毎月増減する「変動費」の2つがありますが、本当にけずるべきは「固定費」。
知らず知らずのうちに増えていく「固定費」を最低限におさえることで、日々のやりくりがラクになると同時に、お金が貯まりやすい家計をつくることができます。
我が家でも月額制の有料コンテンツを解約したり、大手キャリアから格安SIMに乗り換えたりと、固定費をなるべく増やさないように意識してきました。
たとえ一つ一つの金額は小さくとも、毎月積み上がれば大きな出費に。「今の生活費を削ってまで必要な出費かどうか」「望んだ結果を得られているかどうか」を基準に、定期的に固定費を見直すようにしています。
【1,000万円貯めるまでにやったこと5】投資信託や保険でお金を増やす
貯金を増やすと同時に、その一部を運用に回すことで、効率的に資産を増やすことができます。
以前は「運用なんて…」と消極的な我が家でしたが、少額から少しずつ運用割合を増やし、今では貯蓄の4割が投資信託や貯蓄性保険などの運用商品に移行。
時期によって多少の増減はありますが、当面必要なお金は預金や現金などすぐに使えるお金として確保してあるので、とくに問題ありません。
数年のうちに使うお金はしっかりと預金で確保しつつ、老後資金や子どもの進学費用などの時間をかけて用意するお金は投資に回して、効率的に貯蓄を増やしていきたいと思います。
家計を見直して「がんばらなくとも貯まる家計」を目指そう!
今回は我が家が1,000万円を貯めるまでにやったことを5つご紹介しました。
とくに節約や管理をがんばっていたわけでもなく、貯蓄を増やせたのは、「がんばらなくともお金が貯まる仕組みづくり」をしてきたから。
お金の管理はめんどくさいことではありますが、一度仕組みをつくってしまえば、あとは意識せずとも自動でお金を貯めていくことができます。
細々と家計簿をつけたり、計算したりが苦手な私ですが、自分や家族が続けやすい家計管理法を見つけることで、無理なくお金を貯めることができました。
「これならできそう」と思うアイディアがあれば、ぜひ気軽な気持ちで試してみてくださいね!
◆この記事を書いたのは・・・しば
転勤族の夫、2人の姉妹(保育園児)と暮らすフリーランサー。「ママも家族も心地いい暮らし」を目指して、毎日をより楽しく、よりラクにするためのアイディアを発信しています。
※投資に元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任のうえで行ってください。