口座を使い分けると貯金ができる?上手な口座の使い分けを解説!

口座を使い分けると貯金ができる?上手な口座の使い分けを解説!

2024/08/24

生活費や出費に追われ、「なかなか貯金ができない……」と感じている方に必見の貯金術があるんだとか。それは、“口座を使い分ける”というシンプルな方法。

ちょっとした工夫で、家計の管理が改善でき、貯金が効率的に進められるようになります。口座を使い分けて、貯金上手になる方法について、株式会社エイチームフィナジーが運営する、保険比較・FPに無料相談できる総合保険サイト「ナビナビ保険」編集部に教えてもらいました。

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口座の使い分けで貯金がしやすくなる理由

口座の使い分けで貯金がしやすくなる理由は下記の2つがあります。

【理由1】口座を使い分けることで余分にお金を引き出してしまうことを防げる
給与を受け取るための口座しか持っていない場合、その口座から日常の出費や急な支払いをすべて行うことになります。

その結果、ついつい必要以上にお金を引き出してしまい、貯金がなかなかできなくなる可能性があります。

子どもの教育費や家族の急な医療費など、予期せぬ出費に対応するために、貯金を崩してしまうこともあるでしょう。

生活費と貯金専用の口座を別に設けることで、貯金用口座のお金から引き出さずに済み、計画的に貯金をしていくことが可能になります。


【理由2】口座を使い分けることで何に使ったのか把握がしやすくなる
生活費や緊急時の出費など、何にどれだけお金を使ったのか正しく把握することは、家計を管理するうえでの基本です。

口座を使い分けることで “どの口座から何に使ったのか”、各口座の使い道がわかりやすくなります。これにより、無駄な支出を減らし、貯金目標を達成しやすくなります。

たとえば、子どもの教育費用や家族旅行のために貯金をしたい場合、それらの目的に応じた口座を作ることで、目標額に向けて確実にお金を貯めることができます。

また、毎月の生活費がどれだけかかるかを把握することで、節約のヒントも見つけやすくなりますよ。

口座使い分けの例

どのように口座を使い分けるとよいのか具体的な例をみていきましょう。

【使い分け例1】給与受取(生活)用口座
この口座は給与を受け取り、日常の生活費を管理するためのものです。家賃や光熱費、食費など、毎月必要な支出をこの口座から行います。

給与が振り込まれたら、まずは必要な生活費をこの口座に残し、残りを次に紹介する貯金用口座に移しましょう。

生活費は給与受取(生活)用口座を使うことで毎月の支出を管理することに繋がります。生活費が明確になることで、支出を見直すきっかけにもなりますよ。


【使い分け例2】貯金用口座
貯金用口座では日常的に引き出すのではなく、目標額に達したときにのみ利用します。毎月の給与の中から一定額をこの口座に振り込むようにするのがおすすめです。

利率の良い定期預金やネット銀行を活用すると、効率的に貯金を増やすことができるでしょう。

子どもの進学費用や自分たちの老後資金など、長期的な目標に向けてコツコツと貯めることに繋がります。


【使い分け例3】緊急時用口座
緊急時用口座は、予期せぬ出費に備えるための口座です。病気や事故など急な出費に対応できるよう、一定額をこの口座に確保しておきます。

この口座も普段は手をつけず、緊急時にのみ使用することで、生活費や貯金用口座のお金を守ります。

突然の医療費や家電の故障などに備えることで、家計が急に苦しくなるのを防ぐことができます。

まとめ

口座を使い分ければ、貯金を効率的に行うことに繋がります。給与受取(生活)用口座、貯金用口座、緊急時用口座などのように口座を上手に使い分けていきましょう。

【口座を分ける方法】
1.現在の口座を見直し、新たに貯金用口座と緊急時用口座を開設する
2.『給与受取口座』から『毎月の貯金額』を自動的に貯金用口座に振り込む設定をする(給料日に手動で行うルールを徹底するのもOK)
3.緊急時用口座には、予期せぬ出費に備えて一定額を貯金しておく
4.毎月の支出を記録し、無駄な支出を見直していく

ぜひこの方法を取り入れて、貯金を効率よく行っていきましょう。



■執筆・・・「ナビナビ保険」編集部
株式会社エイチームフィナジーが運営する、保険比較・FPに無料相談できる総合保険サイト「ナビナビ保険」の編集部。生命保険や資産形成をはじめとするお金についての幅広い悩みを解消するべく、専門家監修のお役立ち情報を正確にわかりやすく発信しています。

 
 

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