夫へのNGワード「〇〇さんちの旦那さんは手伝ってくれるんだって!」はこう言い換えよう!
2022/03/02
夫にイラっとすることは多々あれど、感情が高ぶっているときに"つい"出てしまうNGワードに注意して。ちょっとの言いかえでコトがまる~く収まります♪言い方を変えるだけで毎日のストレスが減るんです!
<教えてくれた人>
公認心理師 大野萌子さん
カウンセラーとして2万人以上にコミュニケーション指導を行い、"生きやすい人間関係を創るスキル"を学ぶ講座も開催。著書『よけいなひと言を好かれるセリフに変える 言いかえ図鑑』(サンマーク出版)は33万部を突破!
それ前にも言ったけど
【○】カレンダーに書いておいたから見てね!
家ではオフ状態の夫。妻の話をきちんと聞いていないことも……。男性には言葉にプラスして、視覚的に伝える方法がおすすめ。カレンダーに書き込んで見えるようにすると◎。
夫が家事を手伝ってくれないとき
【×】●●さんちの旦那さんは手伝ってくれるんだって!
【○】●●を手伝ってほしいな!
比較、否定、非難の3Hは3大NGワード
だれかと比較することは、相手をイラっとさせてしまうだけで逆効果。「~しちゃだめ」などの否定、「~するなんて信じられない」などの非難を含めた3Hは、なるべく避けた言い方に。
夫の話が長いとき
【×】で、結局どうなったの!?
【○】●●なんだね。いちばん言いたいことは何?
まず夫を肯定。次に質問し受け止めてあげよう!
「結論だけでいいのに」と思うけれど、まずは「●●なんだね」と、話を受け止めて、内容を要約してあげて。次に「言いたいことは何?」と聞けば、真剣に聞いてくれたと感じます。
夫が太ってきたとき
【×】太ったね!
【○】体のことが心配だから、体重管理をしよう
家族として心配していることを伝えて
「太った」「ハゲた」など容姿については本人が気にしているならなおさら、言い方には気をつけて。「太った」は妻だからこそ言える言葉なので、「心配だから」の理由つきで伝えて。
「オレの●●どこ?」とすぐ聞いてくるとき
【×】知らないよ!
【○】●●は探した?/わかりません(淡々と)
夫が自分で探せるよう淡々と促して
夫が自分で見つけられるようにならないと永遠に続きます。妻が服をたたんだらしまうのは夫など、片づけに夫を巻き込んで。わからないときは、淡々と「わかりません」でよし。
夫が間違ったことや失敗をしたとき
【×】絶対●●って言ったよね!?
【○】今度は失敗しないように一緒に考えよう
「絶対」は使ってはいけないブラックワード
「絶対」の二文字は相手を責めているような印象を与えるうえ、返答しにくいワードなので極力使わないで。それより「一緒に●●しよう」と、ともに対策を考えるスタンスが◎。
勝手に高そうな物を買ってきたとき
【×】それいくらしたの?
【○】いいね。でも買う前に一度相談してほしかったな
責めれば隠れて買うようになり逆効果
「え、なんで?」と思っても、すでに購入後なので、まずは「いいね」と譲歩するのが円満のコツ。そのうえで「これからは買う前に相談してね」とやさしくくぎを刺すのが効果的。
ちなみにまだまだあった!夫へのNGワード集
●言わなくてもわかるじゃん!
●ゲームって何の役に立つの?
●野菜を食べないと、子どもも食べなくなるよ
●電気つけっ放し!使ったら元に戻して!
●私ばっかりツライ!
※サンキュ!モニターアンケートより(21年10月実施、回答者数206人)
参照:『サンキュ!』2022年3月号「妻と夫のNGワード、こう言い換えよう」より。掲載している情報は2022年1月現在のものです。イラスト/Nobby 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部