家族の財政イメージ

子ども3人で1500万貯めた家族の、どんな時も今を最高に幸せにするお金の使い方計画大公開

2025/02/25

子ども3人1500万円超貯めた貯蓄の達人の、お金の使い方計画とは?どんなときでも「今」の幸せを大切にして、将来のハッピーにつなげていきます。年をとってから後悔しない幸せなお金の使い方を参考にしてね。


<教えてくれた人>
子ども3人1500万円超貯めた!『サンキュ!』読者 Aさん(神奈川県 40歳)
夫(39歳)、長女(11歳)、長男(8歳)、二女(4歳)の5人家族。結婚12年目。週4日パート勤務。子どもの学区に変更が出ない地域のマンションを購入し、4月に転居予定。

◎Total money data◎
夫月収(手取り) 39万円
妻月収(手取り) 9万円
夫ボーナス(年間・手取り) 200万円
妻ボーナス 0円
夫年収(手取り) 668万円
妻年収(手取り) 108万円
月貯蓄額 14万円
年貯蓄額 237万円
総資産額 880万円(銀行預金550万円、株式330万円。2024年11月にマイホームの頭金650万円を支払う)

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

>>>サンキュ!編集部の記事をもっと見る

【2020】Aさん(35歳)

ライフプランニング画像
takasuu/gettyimages

●ライフプラン表を見たら「貯めるだけじゃなく使わなきゃ後悔する」って目が覚めた!
家の購入を検討しているときに、ライフプラン表を作成。「自分の人生を時系列で見たら、人生って、案外あっという間なんだって気づいて、今を大事にしようと思いました」。

【2022】(37歳)

●夫の年収が200万円減!「わが家にとって満足度の高い使いどころ」を本気で考える
限られた収入をどう分配して使うかを考えることに。「将来のために貯めるだけではなく、『今』の家族の幸せのために、どう使うかを考える契機になりました」。

●二女が入園したらすぐにパートを始めて収入を増やそうと準備を始める
「わが家の場合は、節約するよりも収入を増やすことが家族の幸せにつながる」と判断。パート先を探して、幼稚園の入園手続きを進めました。

【2023】(38歳)二女入園 妻パート勤務を開始!

years/gettyimages

【2024】(39歳)

●来年から家賃補助がなくなる為マイホーム購入。売却する可能性もみすえて物件を厳選
家賃を払い続けるより、住宅ローンを選択。駅から徒歩圏、ファミリー向けの広さなど資産価値が下がりにくい物件を購入。「車を売って車費をローン返済に回します」。

【2025】(40歳)

●家に居る時間で満足度が上がるようインテリアにお金をかける
これまでは賃貸住まいだったので、家具やインテリアにかけるお金の優先度は低め。「これからは住まいの優先度を上げたいです」。

●先送りせず長女が小学生のうちに家族旅行をする
26年4月、長女は中学生に。「家族5人で旅行を楽しめるのも今のうち。『いつか』と思っていたらタイミングを逃すので、今は家族で過ごす時間にお金を使います」。

10年前に北海道、7年前に沖縄に行ったけど子どもたちはよく覚えていなかった(笑)

【2026】(41歳)長女中学生 二女小学生に!

●「もう無理かも」とあきらめず正社員になって収入アップと自分の可能性を広げる
下の子が未就学児の間は、子育てを優先して働く時間を調整。「二女が小学校に上がったら、正社員を目指そうと計画を立てています」。

以前、携わっていたデザイン系の仕事を再開したい。


●自分の給料で一生身に着ける指輪を買う!
40代で一生モノの指輪を買うのが、やりたいことの1つ。「貯金を下ろせば今買えるけど、自分が稼いだお金で気持ちよく買いたい。お金は使うタイミングが大事ですよね。

【2032】(47歳)長女大学生 二女中学生

テーブルの上に「キョーイクシキン」のコンセプトテキストが付いた木製のブロック。
Seiya Tabuchi/gettyimages

●教育費は学資保険+児童手当で1人約500万円を貯める計画
0歳から18歳まで児童手当を全額貯めると約230万円に。それに学資保険の満期保険金270万円を足して1人500万円。「今を大事にしながら将来にも備えています」。


●子どもに手がかからなくなったら友人たちと旅行に行く
夫と子どもたちにお留守番を頼んで友人と旅行に。「温泉が好きなので阿蘇や黒川、湯布院、嬉野など九州の湯めぐりをしたいです」。

【2042】(57歳)二女大学卒業予定

●地元に住み替えて、自然の多い所で老後をのんびり送る
子どもたちが独立したら故郷の九州に戻るのもアリ。「子どもの通学や夫の通勤に縛られなくなったら、自分が住みたい所に移住したい」。

【2050】(65歳)

仕事から退職までの時計回りのカウントダウンを持つ黒い目覚まし時計を持つ実業家。
Dilok Klaisataporn/gettyimages

●老後資金は株式投資の運用利益で賄う
教育資金と住宅ローンのメドをつけて、次は老後資金を準備中。「株式投資、米国債の長期運用で備える計画。今だけではなく、老後のことも考えてます」。

流行や固定概念にとらわれず「その時」「その場所」で自分と家族が幸せになる使い方をしたい

夫が転勤族なので、住む場所や環境で暮らしの楽しみ方が違うことを実感。「夫婦が年を重ね、子どもたちが成長するにつれて、何に幸せを感じるかは変わっていくと思います。固定観念を捨てて周りに流されず、自分たち家族の「今」を軸にして、幸せなお金の使い方をしたいですね」。


参照:『サンキュ!』2025年3月号「人生を100倍豊かにする賢いお金の使い方」より。掲載している情報は2025年1月現在のものです。撮影/キム・アルム 構成/出下真紀 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND