【連載】わたしたちも働きママン! 第2回
2018/06/07
助産院の事務のパート職員。夫(31 歳)、長男(4歳)、二男(2歳)の4人家族
今回登場するのは……上村園子さん(仮名)(福岡県 33歳)
上村さんの働きママン・ヒストリー
短大卒業後、菓子店の販売員に。25 歳で結婚退職し、長男を出産。29 歳で二男を出産し、5カ月後に助産院ヘルパーのパートを開始。現在は事務を担当
育児がきっかけで新しいフィールドに
今回登場した上村園子さんの「これが知りたい」Q&A
今回登場してくれた「働きママン」の質問に専門家が回答&アドバイス! 同じような悩みを持つかたも多いのでは?
<アドバイスは・・・ハナマルキャリア総合研究所上田晶美さん>
大学卒業後、流通会社へ就職、出産を機に退職し、94年より日本初のキャリアコンサルタントとして活動。3人の子どもを育てながら活動し、12年より、株式会社ハナマルキャリア総合研究所 代表取締役に。
Q:事務担当は私1人。だれとも仕事の悩みを共有できず、心細いのですが……。
A 愚痴を言える人や同じ事務職の友人を見つけましょう。
チームではなく個人でする仕事は、業務の進捗状況や悩みをシェアする仲間がおらず、心細さを感じる人は多いものです。その場合、まず、休み時間に愚痴を言い合うなど気持ちを共有できる仲間をつくると気が楽に。違う職場で働く事務職の友人を見つけ、職場の秘密は守りつつ悩みを共有するのもおすすめです。その仕事特有の悩みもわかり合え、業務改善のアイデアを出し合えるかもしれませんよ。
Q:仕事も子育ても常に力が入りすぎ、力の抜きどころがむずかしいです。
A 同僚のママたちに相談を。外食デーを設けて負担減!
その気持ち、よ~くわかります。特に初めての子育ては完璧をめざしがちです。仕事については同僚のママに聞くとよいヒントがもらえるはず。家で力を抜くなら家事。たまには食事を作らず外食や市販のべんとうの日があってもいいでしょう。幼稚園準備も、子どもに早めに声をかけ、時間を多めに取って自分でするように促してみては。最初は「1つでも自分でできたらOK」と考えましょう。
取材・文:神坐陽子
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