【連載】わたしたちも働きママン! 第8回
2018/11/17
介護認定調査員パート。1日2件の訪問調査、書類作成を週3回行う。夫(35歳)、長女(4歳)の3人家族
今回登場する読者は……内藤幸恵さん(仮名) (三重県 33歳)
内藤さんの働きママン・ヒストリー
大学卒業後、理学療法士として病院に勤務。29 歳で結婚。31 歳で長女を出産し、育児休業を1年取得。復帰3カ月目に退職。専業主婦時代に資格を取り、現職に
子どもの体調を優先 できる仕事に転職!
今回登場した読者・内藤幸恵さんの 「これが知りたい」 Q& A
今回登場してくれた「働きママン」の質問に専門家が回答&アドバイス! 同じような悩みを持つかたも多いのでは?
<アドバイスは・・・ハナマルキャリア総合研究所上田晶美さん>
大学卒業後、流通会社へ就職、出産を機に退職し、94年より日本初のキャリアコンサルタントとして活動。3人の子どもを育てながら活動し、12年より、株式会社ハナマルキャリア総合研究所 代表取締役に。
Q:訪問調査後は、自宅で資料作り。 仕事と家事・育児の切り替えが むずかしいことも。頭と心の スイッチを上手に切り替えたい!
A 時間と場所を変えるとうまくいきます
仕事と家事育児の切り替えは、時間と場所を変えるとうまくできます。私自身は朝の時間を利用しています。仕事が片づかないときはサッサと切り上げ、朝早く起きて作業するとはかどりますよ。
Q:前職で上司からパワハラを受け、 トラウマに。今も仕事で 威圧的な人に会うとビクビク。 どう克服したらいいですか?
A 状況を客観的に見つめると受け流しやすくなるかも
パワハラには正面から立ち向かわず、少し引いて状況を見るとつらさがやわらぐかもしれません。多くの場合、周りの人も「その人の言動はパワハラだ」と感じています。つまり自分だけが被害者ではないのです。また、その人は心に何か不安の闇を抱えていて、その不安からいら立ち、人に当たります。あなたに原因があるわけではないのです。こう考えると少しは気がラクになり、受け流しやすくなるのではないでしょうか。
取材・文:神坐陽子
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『サンキュ!』の雑誌とWeb両方でお届けしている、おぐらなおみ先生の人気連載『働きママン』シリーズが単行本になりました。
今回お読みいただいた『わたしたちも働きママン!』シリーズの前日譚とも言える『おぐらなおみの働きママンビギナーズ』を中心に、描き下ろしも満載のお得な内容となっています。
価格は税込み1,166円。書店、インターネット通販での取り扱いのほか、電子書籍版も発売中です。