【連載】わたしたちも働きママン! 第24回

2020/03/25

市役所のパスポートコーナーの窓口で申請・交付手続きを担当する契約社員。夫(35歳)、長女(3歳)、長男(2歳)、実母(58 歳)の5人家族

今回登場する読者は……北澤佳代さん (大阪府 31歳)

北澤さんの働きママン・ヒストリー

短大卒業後、病院受付や車販売店の営業職を経験。26 歳で結婚退職し、27歳で長女、29 歳で長男を出産。長男出産の1年後、子ども2人を実母に預けて古本屋のパートへ。半年後に今の仕事に転職。平日5日、9~17 時で働く

育児と家事を 助けてくれる実母との 衝突、そして和解

今回登場した北澤さんの 「これが知りたい」 Q&A

今回登場してくれた「働きママン」の質問に専門家が回答&アドバイス! 同じような悩みを持つかたも多いのでは?

<アドバイスは・・・ハナマルキャリア総合研究所上田晶美さん>
大学卒業後、流通会社へ就職、出産を機に退職し、94年より日本初のキャリアコンサルタントとして活動。3人の子どもを育てながら活動し、12年より、株式会社ハナマルキャリア総合研究所 代表取締役に。

Q:市役所の中途採用試験を受けるつもりです。 民間企業との違いや、 面接時のポイントを教えてください。

A 取り組んでみたい住民サービスなど、志望動機がポイント

民間企業と公務員との大きな違いは安定性ですが、それを求めていることはおくびにも出さないで!(笑)。 大切なのはやはり志望動機です。どんな部署で住民サービスを行いたいのかや、地域への愛情などを、具体的に伝えられるように準備しましょう。また、有利な資格などしっかりリサーチして作戦を練るのも大事です。

Q:契約社員という立場ですが、 市役所で働いた経験は 採用試験にプラスになりますか?

A 人間関係や即戦力が養えてプラスになりますよ

今の仕事経験やポジションはとても有利だと思います。人間関係も築けますし、即戦力になれます。普通に受験する人には知り得ない情報や、仕事上の課題もわかるわけですから、解決法を考えて、面接などでチャンスがあれば積極的に提示しましょう!
 同時に、希望と違う仕事を与えられたときの対応も考えておいて。面接で「望まない部署に配属されたらどうするか」と聞かれることもあります。「住民サービスにつながることは何でも務めるつもりです」など、前向きに答えると採用につながりやすいでしょう

作者プロフィール・・・

おぐらなおみ

イラストレーター&マンガ家。働く女性や夫婦・親子関係、愛猫などをテーマにしたコミックエッセイをサンキュ!ほか複数の媒体で連載中。

取材・文:神坐陽子

 
 

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