【連載】わたしたちも働きママン! 第30回
2020/09/15
山間部の歯科診療所に勤める歯科衛生士。契約社員。夫(39歳)、長男(16歳)、長女(9歳)の4人家族
[今月の主人公] 『サンキュ!』読者 山野佳代子さん (長野県 39歳)
山野さんの働きママン・ヒストリー
高校卒業後、歯科衛生士の専門学校に進み、歯科医院に就職。22歳で結婚。妊娠をきっかけに退職し、23歳で長男を出産。26歳でカー用品店のパートで仕事復帰。30歳で長女を出産後もパートを続ける。土日休みと安定した収入を求め33歳で今の職場に転職。平日5日、9~17時で働く
山奥の歯科診療所で 働いてます
キャリアコンサルタント 上田晶美先生から山野さんへ
■教えてくれたのは・・・ハナマルキャリア総合研究所 上田晶美先生
日本初のキャリアコンサルタントとして3人の子どもを育てながら活動。12年より株式会社ハナマルキャリア総合研究所代表取締役に。
高齢のかたを支えるお仕事。 人間力が光っていますね
高齢化が進む地域で働く山野さん。患者さんとの濃いコミュニケーションも大切なお仕事ですね。今後も共感力や責任感など、山野さんの「人間力」で地域の人たちを支えてくださいね。
今月のKeyword 高齢者にかかわる仕事
真っ先に思い浮かぶのは介護職ですね。ほかにも介護サービスの計画を立てるケアマネジャーや、病院などでリハビリに携わる理学療法士などがあります。超高齢社会の日本では、商店や外食店、病院など多くの仕事でシニアに日常的に接していますね。
高齢のかたへの接客では、目上の人への敬意を持つことはもちろん、大きな声でゆっくり聞き取りやすく話すことも大事。マスク着用が日常となった今は、特に心がけたいですね。呼び方にも気をつけましょう。「〇〇さん」が失礼のない表現で、「おじいちゃん、おばあちゃん」はNGです。
取材・文:神坐陽子