日本文化の新年の装飾

【お年玉】誰にいくらあげる?総額でいくらかかってる?みんなの金額の決め方を調査

2022/12/13

お年玉には早めの準備が必要ですが「いくら渡そうか?」「みんなの相場は?」と悩んでしまうこともありますよね。今回のサンキュ!モニターアンケートでは子どもを持つ20〜50代の女性に「お年玉をいくらあげるのか」という疑問について意見を聞きました。

お年玉の総額は?誰にあげる?

みなさんはお年玉として総額でいくらぐらい用意しているのでしょうか。

アンケートによると10,000円以内が46%、10,001〜20,000円が17%、20,001円以上が17%となりました。渡す人数が多くなれば当然金額もふくらむ傾向が見られ、50,000円以上かかっているという人も!
また「自分の子がまだ小さいため、お年玉は渡さない」「お年玉を渡すような子どもが親戚にいない」という人も多く、全体の20%は0円という結果に。

渡す相手には、自分の子ども・甥・姪・いとこの子ども・年の離れたいとこといった親戚以外に、友人の子どもや勤めている会社で社員同士の子どもに渡すという人もいました。

金額はどうやって決める?

お年玉は、子どもの年齢や関係性によってあげる金額に悩みますよね。どのように金額を決めているのか、みなさんの声を集めました。

「小学生低学年までは2,000円。高学年は3,000円。中学生は5,000円。高校生は6,000円から8,000円。大学生は10,000円にしています。価格は親族同士であらかじめ決めています」(40代)

「我が子たちは、学年が上がるごとに1,000円上がっていきます。例えば4年生は4,000円。5年生は5,000円。年齢で差はつけるようにしていますが、各家庭に渡す総額は同じになるようにしています」(30代)

「小学生までは1,000円、中高生は5,000円にしています。年齢が上がるにつれて子どもの欲しいもの等の単価が上がるため」(40代)

「祖父母も私たちも年齢では変えていません。兄妹で金額が違うとケンカになるといけないので、同じ金額で渡すようにしています。親戚も話し合いして同じ額にしています」(40代)

「私が去年渡した金額を忘れてしまっているので毎年年齢関係なく10,000円と決めました」(40代)

金額はさまざまではあるものの、ほとんどの家庭が「年齢ごとに上げる」「全員固定」のどちらかに分かれていました。
なかには「金額を変えるとズルイと言い出すので、ゲームにしました」と、お年玉にゲーム性を持たせている人も。

「1,000・2,000・3,000・4,000・5,000円のお年玉袋を用意して、ゲームで勝った順にくじをひいて当たった番号のお年玉をもらえるようにしています。来年は中1と小1の自分の子どもと、小4と小1の甥っ子でゲームをして楽しむ予定です」(40代)

盛り上がることまちがいなしですね!

現金以外のお年玉もアリ!

子どもの年齢が低いと「現金をあげても喜ばないのでは」という心配もあります。そういう場合、現金以外のものをあげたり付け加えたりしているという人がいました。

「甥、姪が乳児、幼児だったとき、おもちゃやお菓子、絵本などのときもありました。お金よりも物のほうが良いかと思いましたが、今は現金です」(40代)

「身内であれば2歳くらいまでの子はおもちゃやお菓子にしています。お金を渡しても自分で使う年齢ではないから」(30代)

お菓子やおもちゃ・絵本には小さい子でもわかりやすい華やかさがあり、現金をあげたときよりも素直に喜んでもらえる安心感がありそうですね。
また相手の年齢にかかわらず、相手の要望やお楽しみの要素としてこんなものを用意しているという声もありました。

「甥や姪、自分の子にも図書カードをおまけとしてつけます。本好きになって欲しいから」(50代)

「毎年、母から私宛に年末ジャンボをいただきます。亡くなった父が毎年購入して夢をみていたようですが大物は当たらず。今も母が引き継いで購入して娘たちに渡してくれていますが、大物当選はまだありません」(40代)

「自分の子どもには衣服の福袋を1つずつ買ってあげている。子どもに現金のお年玉をあげていないので、せめて福袋は買ってあげようと思って。衣服の福袋はお得だし、必要なものだから、あまり無駄だと思わないので」(40代)

お年玉は負担?

最後に「お年玉をあげること」そのものを、みなさんがどう思っているのか聞いてみました。「肯定・否定・特に何も思わない」の3つにわけてご紹介します。

【肯定】

「我が家はお小遣いを設定していないので、お年玉、こどもの日、誕生日、クリスマスに私たち親と祖父母からもらうお金がお小遣い代わりとなっています。年に数回のお楽しみなので、良いと思っています」(40代)

「お金の範囲内で何を買えるのか、本当に必要なものなのかなど自分たちで考えて商品を購入したりできるのでとても良いことだと思います」(40代)

【否定】

「金額に悩み、新札を手に入れる手間もあるので、なくなってほしい風習だなと思います」(30代)

「我が子はまだ小さいのであまり金額はもらわないが、甥や姪たちは小中学生でそれなりの金額を渡すことになるので正直負担に感じる」(30代)

【特に何も思わない】

「自分が親戚からもらったから、お返しであげている」(40代)

「新年のあいさつがわりだと思っています。そのため、親戚の子どもにはあげるようにしています」(40代)

子どもの人数によっては金額の不公平さや負担を感じる人がいる一方、「喜ぶ顔が見られるのがうれしい」と渡すことを楽しみにしている人も多いようです。子どもたちをおもう様子が伝わるアンケート結果となりました。

※『<サンキュ!>生活に関するアンケート』(2022/10/25~11/14実施、回答者78名)。

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