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不安な時は階段を上り下りするとよい!?プロが教える「気持ちが安定する」簡単対処法8選

2024/03/10

自律神経が乱れていると気持ちも揺れ動いてしまう……不安になったときや、自信がなくなったときに簡単にできる専門家おすすめの8つの処方箋をご紹介。自律神経が整い、気持ちが安定しやすくなりますよ。

<教えてくれた人>
総合診療科医師 小林弘幸さん
順天堂大学医学部教授で、自律神経研究の第一人者。『50歳からの自律神経を整える生き方』(扶桑社)など、著書も多数。『リセットの習慣』(日経BP)。

1.上を向いて歩こうと唱える

青空と雲
Martin Barraud/gettyimages

落ち込んだときは"上を向いて歩こう"と唱えてみて。「そう唱えて上を向くと、気道がまっすぐになることで自然と呼吸が深くなって副交感神経が優位に。上を向いたとき青空だったら文句なし!」。

2.好きなものの写真を撮る

ガジェット画面に咲くチューリップ
hallojulie/gettyimages

写真を撮るのは自律神経が整うよい方法。「道端の花や空の色など、目にしたものに心を奪われているときは副交感神経が優位な状態。写真を撮っておいてストレス過多になったとき見返せばリラックスできます」。

3.テンポが一定のお気に入りの音楽を聴く

青い背景に充電ケースを備えたモダンなワイヤレスブルートゥースヘッドフォン。
Phira Phonruewiangphing/gettyimages

音楽を聴くのも簡単に自律神経を整える方法。「副交感神経を活性化させてリラックスできる音楽の条件は、テンポが一定なことです。また、音域(音の高低差)が狭い曲が◎。私は、よくロックを聴いています」。

4.頭を軽くタッピングする

指先でトントンと頭をタッピングするのも効果的。「頭を前から後ろへと指でタッピングしましょう。側頭部も同様に。血流がアップするうえ、自律神経を整えるツボも刺激され、メンタルが安定します」。

5.階段の上り下りをする

Thomas Northcut/gettyimages

運動不足は血流を低下させ、自律神経を乱すのでNG。「エスカレーターなどを使わず階段を上り下りするだけで、平地を歩くときの約3倍の負荷がかかり、血流もアップ。自律神経が整い、足腰も丈夫になります」。

6.あえてぼんやり過ごす

古いレンズとコスモスの花
yoko_ken_chan/gettyimages

常に頭をフル回転させていると交感神経が過剰に優位に。ときにはぼんやり過ごしましょう。「ぼんやりする時間は脳内の情報が整理され、想像力も高まる大切なひととき。自律神経の乱れもリセットできます」。

7.手をグーパーして血流をよくする

白で隔離拳ジェスチャーで女性の手
filistimlyanin/gettyimages

自信がなく、緊張感が高まったときは手のグーパーを。「こぶしを握ると末端の血流が低下し、次に手を開くと指先の毛細血管の血流が一気によくなり、副交感神経が優位に。緊張がほぐれますよ」。

8.財布の整理をする

ミニマリズムトレンド。女性の手はピンクのパステル背景にピンクの革の財布を取ります。トップビュー
Vladimir Sukhachev/gettyimages

1日1回財布の整理をすることも習慣に。「不要なレシートを出し、お札を種類別に並べて向きをそろえる。財布の中身を最適化することは生活のあり方を整理するのと同様の効果が。自律神経も自然に整います」。

参照:『サンキュ!』2023年3月号「ぜ~んぶ自律神経のせいでした!」より。掲載している情報は2023年1月現在のものです。構成/岡部さつき、海老澤まり子(風讃社) 取材・文/村越克子、和田美穂 編集/サンキュ!編集部

 
 

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