掃除機での主婦クリーニング

「居心地のいい家と家計を守る!」私たちが専業主婦という働き方を選んだ4人の理由

2023/04/27

30代から40代、50代の女性243人の仕事とお金について大調査!働き方が多様化している現代、"専業主婦(夫)"も選択肢の一つです。その働き方を選んだ理由も、人それぞれ。さまざまなケースを取材しました。

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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専業主婦になった理由は?(複数回答)

読者の約2割※が専業主婦!

こんな声がありました!

●夜勤が多い夫と大学生の子ども、両方の生活ペースに合わせるため、働いていません。
●働いても保育料と賃金を比べたら損するほどだったので専業主婦に。
●夫の転職による他県への転居と、子どもの小学校入学が重なったので、仕事を辞めました。

…などなど。

第1子を出産後、母の看護のために退職。"一馬力"でも貯まる家計に改善中

長女を出産したあと育休中に母ががんになり、母の看護と実家の手伝いをするために仕事を辞めました。その後、二女の妊娠中に母が亡くなり、「人はいつ死ぬかわからない。家族とすごす時間を大事にしたい」という思いが強くなって、そのまま専業主婦を続けることに。共働きのころの浪費グセを見直し、やりくりを勉強して赤字家計を改善。子どもが4人になり、出費も増えていますが、いずれ仕事復帰したとき自分の収入をすべて貯蓄に回せるように、今も奮闘中です。

<教えてくれた人>
【専業主婦歴8年】『サンキュ!』読者 Sさん(東京都 37歳)
夫(38歳)、長女(7歳)、二女(5歳)、三女(2歳)、長男(0歳)の6人家族。結婚9年目。住まいは持ち家一戸建て。

◎MONEY DATA◎
月収(手取り) 30万~33万円
年収(手取り) 約470万円 
月貯蓄額 2万円
年貯蓄額 80万円
住居費 10万円
子ども費 3万円
食費・日用品費 約8万円

在庫がなくなるまで買い物に行かない

以前は食材をうっかり腐らせることがたびたび。「今は在庫表、献立を記入し、冷蔵庫が空になるまで買い物に行かないようにして、予算を維持しています」。

不要品を捨てたら、家事がラクになった

不要なものを捨てて家を整えるように。「共働きのころは掃除や片づけが苦手だったけど、今は仕事復帰してもスムーズに家事ができる自信がつきました」。

転勤族で働きに出られない分、居心地のいい家と家計を守ると決意!

妊娠を機に仕事を辞め、子どもが成長したらまた働きに出るつもりでした。ところが、長女が3歳のとき、夫が転勤になり、縁もゆかりもない地域に引っ越し。ストレスで体調をくずしたこともあり、働きに出るのはむずかしいと思い、専業主婦として家を守ろうと意識を変えました。そして、お金をかけずに居心地のいい家づくりを心がけたら、「外で気分転換しよう」と思わなくなり、ムダ買いが激減。共働き時代よりも、ストイックに貯められるようになりました。

<教えてくれた人>
【専業主婦歴9年】サンキュ!アンバサダー Nさん(福岡県 40歳)
夫(40歳)、長女(8歳)の3人家族。結婚11年目。住まいは賃貸の社宅。サンキュ!STYLEライターとしても活動中。

◎MONEY DATA◎
月収(手取り) 22万円
年収(手取り) 321万円 
月貯蓄額 7万円
年貯蓄額 約100万円
住居費 2万円
子ども費 1万円
食費・日用品費 5万円

欲しいものは、ポイ活でGet!

「dポイント」のキャンペーンを活用してポイントを増量。「dポイントを使って家電量販店で買い物を。欲しいものも我慢しないのでストレスがありません」。

身近なものを使って居心地のいい空間づくりを

メルカリでお得に買った素材や拾った流木などでDIYを。「工夫して理想のインテリアに近づけるのが楽しみになり、外出することがなくなりました」。

子どもの不登校、親の看護が立て続けに。今は家族のサポートが自分の役割です

仕事を辞めたのは、長女を妊娠したとき育休が取れなかったことがきっかけ。長女の出産後、長男に発達障害があることがわかり、小2から不登校に。週2~3日、病院やカウンセリング通いがあり、仕事復帰がむずかしくなりました。今年からようやく支援学級に通えるようになった矢先、今度は義母の病気が発覚。義母には共働きのころから子どものお世話などで助けてもらっていたので、その恩返しのつもりで病院の付き添いや買い出しを担っています。今は、悔いがないよう、家計を守ることと、子どもと親のサポートに全力で取り組みたいと思っています。

<教えてくれた人>
【専業主婦歴6年】『サンキュ!』読者 河原さきさん〈仮名〉(神奈川県 41歳)
夫(41歳)、長男(11歳)、長女(5歳)の4人家族。結婚13年目。住まいは持ち家一戸建て。

◎MONEY DATA◎
月収(手取り) 31万円
年収(手取り) 372万円 
月貯蓄額 10万円
年貯蓄額 120万円
住居費 約4万円
子ども費 2万2,000円
食費・日用品費 4万5,000円

不登校のときは、子どもに寄り添う時間を優先

「入学してからクラスに馴染めず、不機嫌になる息子を見て、無理に通わせるのをやめました。約3年間、不安もあったけど、ずっと寄り添えたのはよかった」。

将来やりたいことを見据えて資格の勉強も

育児、看護が落ち着いたら、片づけの仕事をするのが目標。「いつになるか決まっていないけれど、その日に備えて資格取得の勉強をしています」。

実家に頼れず、ワンオペ育児だったため、やむを得ず退職することに

出産後、長男の激しい夜泣きに悩まされ、育児ノイローゼ状態に。それもあって、生後11カ月から保育園に預けてパート勤めをしていたのですが、夫は仕事がいそがしく、実家とも疎遠で周囲に頼れる人はゼロ。家事・育児・仕事の負担がすべて自分にのしかかっているのがきつくなり、長男が3歳のときパートを辞めました。やりくりの大変さもありますが、今は精神的に余裕が生まれ、子どもと接するときも穏やかに対応できるようになりました。

<教えてくれた人>
【専業主婦歴4年】『サンキュ!』読者 Cさん(宮城県 41歳)
夫(41歳)、長男(8歳)の3人家族。結婚14年目。住まいは賃貸アパート。出産前はフルタイムの派遣社員でした。

◎MONEY DATA◎
月収(手取り) 33万円
年収(手取り) 600万円 
月貯蓄額 6万円
年貯蓄額 250万円
住居費 7万2,000円
子ども費 2万4,000円
食費・日用品費 8万円

ウエル活で日用品費を節約

日用品や美容品は、Tポイントを使ってウエルシアの「お客様感謝デー」にまとめ買い。「値上がりラッシュでもウエル活で助かっています」。

※サンキュ!モニターアンケートより(23年1月実施 n=243人)

参照:『サンキュ!』2023年5月号「私たちが専業主婦を選んだ理由」より。掲載している情報は2023年3月現在のものです。撮影(Nさん)/林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

 
 

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