楽しみながら貯蓄率40%超をキープ!専業主夫のやりくりテクを大公開
2024/11/05
『サンキュ!』24年家計やりくりコンテストで銀賞を受賞!初の“専業主夫”受賞者のやりくりテクとは?楽しみながら貯蓄率40%超をキープ!年間予算の立て方や買い物の方法、ムダのない献立など日々の暮らしに迫りました。
<教えてくれた人>
初の“専業主夫”受賞者
『サンキュ!』読者 ぶっちょさん(和歌山県 36歳)
妻(35歳)との2人家族。結婚8年目。住まいは2LDKの賃貸アパート。結婚当初は愛知在住だったが、6年前に和歌山へ移住。2年前から専業主夫に。
◎TOTAL MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 約27万円
世帯年収(手取り) 約414万円
月貯蓄額 約12万円
年貯蓄額 約220万円
総貯蓄額 約1400万円
*貯蓄額はすべて投資を含む
楽しみながら貯蓄率40%超をキープ!ぶっちょさんのやりくりテク
「お得な情報を駆使して、予算の中でいかにやりくりするかを考えるのが楽しいんです」達成感がモチベーションにつながっています。
年間で“必ず使うお金”を家族会議で決めておく
年末には年間収支を振り返りながら、夫婦で会議を。「翌年に必ずかかるお金を把握して予算を立てることが、貯蓄を守り、殖やすために一番大事だと思っています」。
●毎週支出を入力 → 年間の支出額を確認 → 翌年の月予算を立てる
日々の支出はノートに記入し、週1回エクセル表に入力。それをもとに年間予算を作成。「数字を可視化することでやる気が高まります」。
●大物の購入予定を年初の予算に入れて、情報収集を徹底!
「車や家電などの買い替え予定があるときは、年初の予算に組み込みを。事前に情報収集し、コスパを含めて最適な物を選べるように比較検討します」。
●審査員丸山さんよりココがスゴイ!
予算立てや情報収集など、独自のやり方を極めていますね。それを無理してやるのではなく、楽しみながらやっているところが素敵だと思います。
日々お得な買い方を追求し、月予算を守る
「一番意識しているのは、ムダ買いをしないこと。近隣スーパーの食材の底値はだいたい頭に入っています」。アプリなどをチェックし、よりお得な物を選んでいるから、値上がりに負けずに、予算を守れます。
・チラシアプリ ・小売店のアプリ
・キャッシュレスアプリ
上記のアプリを日々チェック。「お店やアプリ独自の割引などもあるので、それらを駆使して、最安値で買うことを目指しています」。
●お酒は、ローソンのポン活で実質0円!
ローソンアプリ内のお試し引換券を活用し、Pontaポイントで引き換えすれば実質0円。ポン活で、ビール代がかからなくなりました。
●ちょこちょこ買いは自転車で!ガソリン代を節約
週1回まとめ買い+特売日に合わせた目的買いが基本。「店が片道3km程度なら、愛車のロードバイクで買い物へ。運動不足解消にもなっています」。
調理スキルを磨いて、お得食材でムダのない献立に
献立は先に決めずに、特売品を買ってから考える派。「食材をムダなく使うため、料理のレパートリーも研究中。料理好きな妻が書きためているレシピが教科書代わりです」。
●オリジナルの調味だれで、定番料理をグレードアップ
以前は調味の素を使っていた麻婆豆腐を、家にある調味料で自作するように。「材料費も安く済み、自分なりにアレンジするのが楽しい」。
●魚は柵で買って、2通りで味わう
「刺し身で買うより、柵で買ったほうがお得!切ったり、たれに漬けたりとひと手間かけて、食卓を充実させることを大切にしています」。
●手作りの抹茶チーズケーキが、夫婦の楽しみに
和菓子好きな妻のために、チーズケーキの生地に抹茶を加え、あんこにのせたオリジナルケーキも自作。「お店では買えない特別な一品。夫婦の会話もより盛り上がります」。
●週末は、妻がカレー作りを担当
週末は、妻が手の込んだスパイスカレーなどを作ることが多いそう。「マレーシアに旅行したとき、現地で教わったカレーレシピを家で再現。旅行気分が味わえます」。
※投資に元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任のうえで行ってください。
参照:『サンキュ!』2024年11月号「家計やりくりコンテスト受賞者発表!」より。掲載している情報は2024年9月現在のものです。撮影/キムアルム 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部