もう迷わない!お金が自然に貯まる人の「銀行口座の活用法」

もう迷わない!お金が自然に貯まる「銀行口座の活用法」総資産4,000万達成した人も実践!

2025/10/27

「気づいたらお金が残っていない…」そんな悩みを抱えているかたは多いのではないでしょうか。そこで試してほしいのが、銀行口座を「目的別」に分ける方法。

今回は、節約×投資で資産形成まっただなかの主婦おこめが実際におこなっている「シンプルで自然とお金が貯まる銀行口座の活用法」について紹介します。

サンキュ!STYLEライター。夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子...

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お金が貯まりやすい人が使う口座は「3つ」

出典:写真AC

給与の振り込み、生活費の引き落とし、預金や投資…すべてを1つの口座でやろうとすると、実際に「今使えるお金はいくらなのか」が見えづらくなります。気づけば、貯めたつもりのお金を生活費で使ってしまう、なんてことも。

じつは、1つの口座だけですべて完結させるのは、意外とむずかしいのです。そこで目的別に口座を「3つ」に分けることで、シンプルで続けやすい仕組みをつくることができます。

1.「使う用」口座で生活費を管理

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まず1つ目が、予算内でやりくりする習慣が身に付く「使う用」口座。

毎月、生活費として必要な額だけ、給料から振り分けられるように設定しておきます。月々の予算が決まっているので、その金額の中でやりくりする意識が自然と身につきやすくなります。

家賃や光熱費、食費、日用品費など、生活に必要なお金はここから支払うイメージで、給料日前にはほぼゼロに。ATMが使いやすい場所に設置してあったり、手数料がお手頃だったりと、自分にとって利用しやすい銀行で開設するとよいでしょう。

私たち夫婦は地元の地方銀行を利用。支払いのほとんどをキャッシュレス決済にして、家計簿アプリに自動反映しています。「予算内なら使ってよし」と割り切れるので、やりくりも無理なく続けやすいです。

2.「貯める用」口座で安心を確保する

思わぬ出費があるたびに貯蓄から崩してしまうと、預金がなかなか増えません。そこで役立つのが、中期的に「貯める用」口座。

ここでは生活費の1〜2年分を確保。車や家電の買い替え、旅行やお祝いごと、数年以内に使う教育費などの「定期的な支出ではないけれど、ゆくゆく支払い予定のあるお金」に備えます。一旦お金が確保できたら、その後も預金額は大きく変動させないようにします。

長期間眠らせておくお金だからこそ、利息が少しでも有利なネット銀行を選ぶのも1つの手。どの銀行を選ぶかは人それぞれですが、「いざという時にすぐ使えるまとまったお金」があると、日々の家計管理や投資にも落ち着いて取り組めるようになるでしょう。

3.「増やす用」口座でお金を育てる

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「使う」「貯める」以外のお金は「増やす用」口座へ。ここでは証券口座を活用し、長期的に資産を育てていきます。

この口座は、子どもの進学や老後など、お金が必要になるまでは基本的に取り崩しません。時間を味方につけてどんどん増やしていくイメージです。

SBI証券や楽天証券などのネット証券を使えば、コストを抑えての投資が可能。さらにクレジットカード投資を利用すればポイントも獲得でき、それを再投資することで効率的に資産を積み上げられます。

投資に抵抗があるかたは、「しばらく使う予定のないお金を置いておく場所」と考え、中期的に「貯める」口座と分けるとよいでしょう。

長期的に「増やす」口座を持つことで、将来に向けた準備が着実に進んでいきますよ。

自然と貯まる銀行口座は「仕組み化」がカギ

銀行口座を「使う」→「貯める」→「増やす」の優先順位で3つに分けることで、資産管理はぐっとラクに。一度仕組みを整えれば、気分に左右されず自然とお金が貯まる流れがつくれます。口座を見直して、安心感のある未来へ一歩踏み出してみませんか。

■執筆/おこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4,000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。Instagramは「@ocome_money_life」。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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