和風と中華風どちらも捨てがたい!難読漢字クイズ「粽」はなんて読む?

和風と中華風どちらも捨てがたい!難読漢字クイズ「粽」はなんて読む?

2023/12/26

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

和風と中華風どちらも捨てがたい!難読漢字クイズ「粽」はなんて読む?

サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「こめへん」に「宗」で「粽」。

「宗」がついていることからわかるように、音読みは「ソウ」です。今回は、訓読みをあててくださいね。

「こめへん」がついていることから、お米に関する漢字なのではないかと類推できますよね。

お米を使ってつくったものをあれこれ思い浮かべてみると、でてくるかもしれませんよ。

さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。















正解は……

和風と中華風どちらも捨てがたい!難読漢字クイズ「粽」はなんて読む?

正解は「ちまき」でした!

お米の粉でつくった蒸した餅で、笹の葉などが巻いてあるちまき。

古くは「茅(ち、ちがや)」の葉で巻いていたことから「ちまき」と呼ばれるようになったそうです。

ちまきには和風のものと中華風のものがありますよね。

和風のものは甘くて柔らかいシンプルな餅で、笹の葉の香りがふんわりとただようのがたまりません。中華風のものはもち米と豚肉や野菜を混ぜて炒めてから包んで蒸してあり、しっかりした味つけともち米の食感が特徴的。

どちらもおなかいっぱいになるまで食べてしまいがちです。

端午の節句、5月5日に食べるというイメージがある人もいることでしょう。

これは、中国の屈原という詩人が5月5日に身を投げて死んでしまったため、それをとむらうためにつくられたのが起源となっているからなのです。

日本には、平安時代までには伝わっていたようです。『伊勢物語』には「かざりちまき」という、ちまきを五色の糸などで飾ったものが登場します。

というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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