「やまんば」ではありません!難読漢字「山女」はなんて読む?

「やまんば」ではありません!難読漢字「山女」はなんて読む?

2025/05/13

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

「やまんば」ではありません!難読漢字「山女」はなんて読む?

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「山」と「女」で「山女」。漢字の組み合わせ自体はとても簡単で、小学生でも書ける字ですよね。ひょっとしたら「やまんば」なのではないかと思ってしまうかもしれません。

「やまんば」は妖怪の名前ですが、「山女」は妖怪などではありませんよ。実際に存在するもので、見たことがある人もいると思います。「山」が大きなヒントですので、そこから考えてみてくださいね。

さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。














正解は……

「やまんば」ではありません!難読漢字「山女」はなんて読む?

正解は「やまめ」でした!

清らかな渓流に住んでいるイメージのヤマメ。じつはサクラマスという魚のうち、川から海にくだることなく川の中で一生をすごすものをこう呼びます。

海でとれるサクラマスは体が大きく、ヤマメとは見た目がかなり違うので同じ魚だとは思いませんよね。それだけ海には豊富なえさがあるということなのです。

となると、ヤマメが川に残る理由がわからなくなりますね。確かに海にはえさが多いのですが、よいことばかりではないのです。ほかの魚がたくさんいるので、危険も多いのですよね。えさをとるのが上手なら、川に残ったほうが安全ということになるのです。

そんなヤマメは、釣り好きにとってはあこがれ。警戒心が強いので釣りにくいそうですよ。食用になる魚で、焼いたり揚げたりして調理します。くせが少なく食べやすいです。

体に木の葉のような模様があるのが特徴で、「清流の女王」と呼ばれることも。「山女」以外に、「山女魚」と書く場合もあります。

というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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