日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「さんずい」の横に「延」と書いて「涎」。普段あまり見かけない漢字ですね。
一文字なので推理しにくいと思います。ヒントとなるのは、「さんずい」でしょうか。
水や液体に関係ある言葉のようですね。少し字がむずかしいですが意味はむずかしいわけではなく、日常会話でも使う言葉ですよ。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は…
正解は「よだれ」でした!
口の外に流れたれる唾液のことをこう呼びますね。口の中にある唾液の場合は「つば」というので、口から出たときのものとは区別しているのですね。
古くは「よだり」と呼んでいて、鼻汁や涙などをさしていたそうです。その後、現在の「よだれ」と同じ意味になりました。
「涎」の字は音読みでは「セン」または「エン」。「ねばりけのある液体」をさすこともある漢字です。
おいしいものを見ると「よだれが出そう」などと表現しますが、実際によだれがたれることはまれですね。よだれをよくたらしているイメージがあるのは、赤ちゃんではないでしょうか。新生児より、生後半年くらいの赤ちゃんのほうがよくたらしています。
そもそも、唾液は消化吸収を助けるはたらきがあるので、離乳食を食べられる時期から増えるのは自然。大人の場合は、唾液がたくさん出ても自然と飲み込めます。赤ちゃんは飲み込むのが上手ではなくよだれになってしまうのだとか。
赤ちゃんのよだれは成長のしるしですが、多すぎると肌が荒れることも。よだれかけなどで、上手にケアしてあげたいですね。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフィフの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。