日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「文」と「旦」で「文旦」。漢字自体は、画数が少なくて簡単ですね。
ただ、この2つの字が合わさったときになんと読むのかは、案外わからないかと思います。
とりあえず、適当でいいのでいったん読んでみることをおすすめします。そこから考えていきましょう。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「ぼんたん」でした!
じつは、「ぶんたん」でも正解です。「旦」の字さえ読めることができれば、簡単に正解できますね。
「旦」は「元旦(がんたん)」という言葉に使われます。これを思い出すとそこまで難しくありません。
「ぼんたん」は「ぶんたん」の音が変化したもの。地方によって「ぼんたん」と言ったり「ぶんたん」と言ったりするそうです。
ぼんたんは、明るい黄色のまるい柑橘類の果物で、重さは500g~2kgほど。大きいものだと両手で持たないと運びにくいほどです。小さめのスイカくらいにはなります。ボンタンとオレンジを交配させたのがグレープフルーツです。
「ぼんたん」の言葉を有名にしているのが、ボンタンアメの存在です。古くからあるあめで、漢字で書くと「文旦飴」。パッケージにもこの漢字が書いてあります。
なつかしいお菓子ですが、少し前に「ボンタンアメを食べるとトイレが近くなくなる」と話題になりました。大福でも同じ効果があるとのことで、どうやらボンタンではない原料が関係していそうです。どちらも科学的な根拠は明らかにはなっておりませんが、大福より持ち運びやすくレトロなパッケージが目を引くので、人気はしばらく続くかもしれませんね。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフィフの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。