【無理は禁物】片付けのプロが実践!目指すは「ラクしてキレイ」
2024/05/08
SNSで見るキレイな家に憧れて、完璧を目指そうとしたのにうまくいかなかった経験はありませんか?実はそれ、「完璧」を目指した結果、「無理」してしまったことが原因かもしれません。
ということで今回は、整理収納コンサルタントのティールさんが実践する「ラクしてキレイ」に暮らすヒントを3つ紹介します!
当たり前を疑え!洗濯物はたたまなくてOK
洗濯物をたたむのが面倒で、ソファーやリビングに山積みになってはいませんか?
天候に関係なく毎日欠かさず洗濯をするわが家ですが、片付け待ちの洗濯物でリビングが占領されることはありません。その秘訣は、たたむアイテムをとことん減らしているからなんです。
タオルはもちろん、シワになっても問題のない肌着やパジャマなどは洗濯後に、各自のバスケットにポイポイ入れるだけ。たたむ手間なしだから、片付けを苦に感じたことはありません。
「洗濯物はたたむモノ」という当たり前を疑ってみることで、家事負担を減らせますよ。
理想は一汁三菜!現実は一品モノ勝負
シンクに洗い物が溜まりっぱなし、毎晩キッチンリセットできずに力尽きてしまう、というかたにオススメなのが料理の見直し!
日本の家庭料理では「一汁三菜」が良しとされていますが、これが毎日となるとハードルが高いですよね。
実際、海外の家庭料理は一品モノがほとんど。スープにパン、そこにあってもサラダ程度ですが、栄養バランスは申し分なし。
無理して品数を増やさなければ、お皿はもちろん、調理器具の数も少なく、洗い物にかかる時間も短くて済みます。
「ラクしてキレイ」がモットーの私も、平日は一品、多くて二品に留め、前夜の残り物があったらラッキーの精神で生きています。
ハードルを下げる!ワンアクション収納
子どものお気に入りのおもちゃが出しっぱなし、夫が毎日使う財布や時計が出しっぱなしなど、よく使う一軍ほど出しっぱなしになっていることはありませんか?
出しっぱなしは散らかって見えるだけでなく、モノを無くす要因にもなりかねません。そこでオススメなのが、ズボラさんでも続けられる「ワンアクション収納」!カゴやケース、トレイに入れるだけの簡単な収納です。
スッキリ完璧を求めて、戸棚の中の引き出しなどを収納場所にすると、「扉を開ける」「引き出す」「引き出しを戻す」「扉を閉める」などモノを収めるまでに多くのアクションが必要になります。
わが家では、よく使うモノ、夫のモノ、子どものモノなどは優先して、ただ入れるだけのハードルの低い収納を採用しています。
■執筆/ティール…好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する、整理収納コンサルタント。福岡県在住、小1&3歳姉妹の母。関西弁アメリカ人ハーフの陽気な夫(ダディ)&コールダックも加えた賑やかメンバーで田舎暮らしを満喫中!
編集/サンキュ!編集部