【おすすめお土産】想像を超える食感!まるで氷だけど氷じゃない「ぶどう氷」(福島県)
2024/06/17
福島県の老舗のお菓子屋さんがつくる「ぶどう氷」という商品があります。
駅のお土産屋さんでも買えるこの「ぶどう氷」、名前のとおり涼やかな見た目で、まるで氷のように硬いのかな…?と思いきや、食べてびっくり!
今回は、東北在住経験があり東北地方の180市町村を回ったことがあるサンキュ!STYLEライターの植松愛実が、福島県の変わりダネお土産をご紹介します。
「ぶどう氷」とは?
「ぶどう氷」は、福島県鏡石町(かがみいしまち)の老舗菓子店「かぎや」が京菓子をモデルに開発した、寒天を使ったお菓子です(1パック540円)。
表面に薄い砂糖のコーティングをして数日間乾燥させてあるため、口に入れた瞬間はシャリッとしますが、すぐにやわらかく溶けていきます。
この不思議な食感については「百聞は一見に如かず」でぜひ食べて確かめていただきたいのですが、とにかく宝石のような見た目からの想像をいい方向に裏切ってくれます。
きれいな紫色は赤ワインを利用しています。甘さはひかえめで、暑い季節は冷蔵庫で冷やしてもおいしいです。
福島県内各所で買えます
「ぶどう氷」は製造元である菓子店「かぎや」(福島県鏡石町)でももちろん買えますが、そのほかにもJR福島駅に隣接する観光施設「コラッセふくしま」など県内各所で買うことができます。
ちなみにクチナシの実で黄色く仕上げたバージョンの「ぶどう氷れもん」もあります。
ぶどうなのか、れもんなのか?ぜひ食べてみてください。
販売場所の一覧は「かぎや」のホームページにありますので、参考にしてくださいね。
新幹線でも行けて穴場がいっぱい!福島県
今回ご紹介した「ぶどう氷」がつくられている福島県の鏡石町は、福島県の“真ん中”あたりにあります。
福島県の地域を説明するときは縦(南北)方向に3つに分けることが多く、一番海沿いは「浜通り」と呼ばれ水族館や海産物が有名、逆に一番山側は「会津(あいづ)」と呼ばれて山や湖やお城が有名です。
じゃあ真ん中の「中通り」は?と言うと、あまり知られていない名所がたくさんあり、混雑を避けることもできてまさに穴場。
たとえば郡山市にはアメリカのNASAにある施設と同レベルの宇宙飛行士体験ができる「スペースパーク」があったり、また福島市には標高1,000mを優に超える温泉旅館に絶景の露天風呂があったり…。
さらには、二本松市にはあまりにも個性的すぎるとネットで話題の「東北サファリパーク」もあって、濃~い体験ができることまちがいなしです!
中通りは東北新幹線の駅が複数あるほか、福島空港には大阪や札幌からの便が飛んでいます。
食べ物も観光も個性たっぷり!福島県
福島県では、お土産はもちろん、現地で食べられるグルメも個性的なものが多いですし、前述のように観光地も濃ゆい場所が多く、大人も子どもも忘れられない体験ができるところです。
東京や大阪に住んでいる人にとっては「東北=遠い」というイメージかもしれませんが、意外と新幹線や飛行機でアクセスできるので、ぜひ現地で忘れられない思い出を作って、素敵なお土産を持ち帰ってください!
◆この記事を書いたのは・・・植松愛実
サンキュ!STYLEライター
身近な食材でできる時短作り置き料理やパーティー料理、簡単に彩りを増やせる料理のコツや、いざという時に備える災害食まで、「食」に関する情報を発信。また、東北や東海、関西にも住んだ経験から、各地の伝統的な食材にも詳しい。野菜ソムリエ、食育インストラクター、気象予報士など保有資格多数。