吸収型ボクサーパンツに学割サービスが登場!今週のフェムテックニュースをお届け!【39Femtech WeeklyNews】
2024/11/11
Femtech(フェムテック)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけ合わせた用語のこと。テクノロジーを活用していないものについては、FemCare(フェムケア)と呼ばれることが多いです。
サンキュ!読者の皆さんも、最近女性の悩みを解決する製品やサービスについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?
最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のフェムテック情報をご紹介する連載「39Femtech WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE 取材班のマミがお届けします。
- Topic1.吸収型ボクサーパンツに学割サービスが登場
- Topic2.フェムケアアイテムで「女性のゆらぎ」に寄り添うECショップがオープン
- Topic3.手軽な温活の「デジタルお灸」にプチタイプが登場
- 「明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ」
Topic1.吸収型ボクサーパンツに学割サービスが登場
株式会社wagamamaが運営するスポーツアンダーウェアブランド「OPT」は、ECサイトのリニューアルを機に、22歳以下の学生を対象とした学割を開始しました。背景には、アスリートが生理用品にかける費用負担の大きさがあります。
一般的なユース年代の平均年間費用は3,600〜8,000円ほどですが、アスリートは約12,000円も支払っている実態が。さらに、勉学と競技の両立に努める学生アスリートの多くは、金銭的・時間的に厳しい状況下で生活しており、創業者の内山氏、下山田氏も学生時代に同様の苦労を経験してきたそう。
2023年10月には、株式会社モルテンと共同で260人の女子ユースアスリートを対象に「女性アスリートと生理」に関する調査を実施。その結果、約7割が生理用品に対する悩みを「仕方がない」と諦めており、多くが「隠れ我慢」をしていることが判明しました。OPTは、アスリートが環境に左右されず競技に打ち込めるように、サポートを強化する方針ですよ。
Topic2.フェムケアアイテムで「女性のゆらぎ」に寄り添うECショップがオープン
株式会社エル・ローズが運営するセルフケアブランド「hinna(ヒンナ)」は、女性特有の「ゆらぎ」に寄り添いサポートする公式オンラインショップを10月25日にオープンしました。
「hinna」は「時間をみつける」というスウェーデン語に由来し、女性が自身と向き合う時間を過ごせるよう支援する思いが込められています。商品ラインナップは、吸水ショーツやデリケートゾーン用ソープ、インナーケアフード、オーガニックコットンインナーなど。
幅広い世代の女性を対象に、心身の悩みに対応したアイテムやコンテンツを展開し、使うことで未来を守り、生活に「ちょうどよい」選択肢を提案しています。11月には、オープン記念として人気商品の割引キャンペーンも予定されています。
Topic3.手軽な温活の「デジタルお灸」にプチタイプが登場
株式会社アテックスは、女性の冷えや不調に対応するデジタルお灸「フェムオンテック 温灸プチ(AX-HJ155)」を2024年11月20日に発売します。
2022年に発売された火を使わない「フェムオンテック 温灸」が好評でシリーズ累計6万台を販売し、今回はさらにコンパクトな温活アイテムとして登場。
製品は医療機器認証を取得しており、グラフェン素材により瞬時に温まり、血行促進や筋肉のこり緩和効果が期待できます。サイズは46×22mm、重量30gと持ち運びやすく、温度は43℃、50℃、56℃の3段階で調節可能です。
また、粘着シールで体に固定でき、無香料とよもぎ香の2種類の別売シールも。オーロラ仕上げのピンク、グリーン、ホワイトの3色展開で、ギフトにも適したデザインが特徴です!
「明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ」
フェムテックやフェムケアと聞くと「なんだか人に話しづらい…」「自分にはハードルが高そう…」と思うかたも多いはず。でも実は、意外と簡単なことから取り組めるんですよ!今週筆者がやってみたことをご紹介します。
簡単にできるフェムケアを調べてみた!
フェムケアは、まだまだ特別な人がするようなイメージがありますよね。そこで、だれもが簡単にできるフェムケアはないかを調べてみました。デリケートゾーンのケア以外に、からだをあたためる温活や、質の良い睡眠を取ることも、ホルモンバランスを整えるフェムケアになるのだそう。
今回、Topic3で手軽な温活アイテム「デジタルお灸」についてもご紹介しました。簡単に取り入れられる温活アイテムも、立派なフェムケアになりますね。これから寒くなる季節、「温活でフェムケア」を、ぜひためしてみてくださいね。
執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班 マミ
1976年生まれで小学生と大学生の母。更年期かな?という症状が見え始めライフスタイルを見直しています。元家政婦の経歴を活かし、サンキュ!STYLEにて家事に関する記事などを執筆中。