何のために働きますか?次なる目標は「がんばる誰かを笑顔に」!会社員とWEBライターの2足のわらじで働くプチプラスイーツマニア原こさんインタビュー
2024/12/05
1歳と5歳の子をかかえながらダブルワークをしている女性がいる…そう聞くと、「よっぽど経済的に大変な家庭なのかな」と思うでしょうか。しかし実際には、働く理由は人それぞれ。
会社員として働きながらSNSやウェブ記事でプチプラスイーツの発信を続ける原こさんの魅力にせまるインタビュー後半は、原こさんのモチベーションと次なる目標について詳しくお聞きします。
<原こさんプロフィール>
プチプラスイーツマニアとしてシャトレーゼを中心としたスイーツの情報を発信するライター。会社員としての本業と、副業のライター業を両立しながら、私生活では5歳長女と1歳長男の2児の母。
何のために働く?「ライスワーク」と「ライフワーク」のバランス
会社員として働くメリットといえば、毎月安定した給料が入ってくること…そう考える人も多いのでは。ところが原こさんに聞くと、働く理由の6割は「精神安定のため」だといいます。
「専業主婦もれっきとした仕事だと頭では理解できるけど、自分のことになると…」と話し、専業主婦でいる状態よりも何かしら仕事をしている状態のほうが「夫婦が対等でいられる感じ」がして“安心”できるとのこと。この“安心”を得るために働くのが6割で、ちなみに残りは「毎月給料が入ってくること」と「他人とかかわりながら働けること」が半々ずつだそうです。
生活(ごはん)のためにする仕事「ライスワーク」と、自分がいきいきと生きるためにする仕事「ライフワーク」という言葉が対比して使われるようになって数年が経ちますが、原こさんが魅力的に見える理由のひとつは、「ライスワーク」と「ワイフワーク」のバランスを自分らしく取れているからかもしれません。
「2足のわらじ」だからこそ気づくフリーランスの魅力とは?
会社員としてだけでなくフリーランスとしても働く原こさんが考える、フリーランスならではのメリットは、「いろんなことに挑戦できること」。会社員としての仕事はどうしてもある程度ルーティーンワークになりがちですが、フリーランスなら自分がやりたいと思ったらやれるしやりたくないと思ったらやめればいい、好きなことだから大変でもやっていて楽しい、と話します。
一方で、完全に自由に趣味としてやればさらに楽しいかというと、そうではないようです。「仕事として報酬がついてくることが大事」と話す原こさん。収入が発生するからこそ続けられるし、仕事だからこそ毎回さまざまなことを要求され、自分が成長していくことができる。みずから探究しながらどんどんスキルアップしていく、自分が変わっていく…それが、フリーランスで働くからこその楽しさなのです。
つねに成長する自分でいたい!自分のスキルでがんばる誰かを笑顔に
フリーランスのライターとして今後の目標を聞いたところ、同じ内容やレベルの仕事を続けるよりも、どんどん新しいことに挑戦したい!とのこと。原こさん自身、新しいことに挑戦し続けている人に魅力を感じるそうで、今後は「まだ具体的に何も始めてない」としながらも、「今よりもっといろんな人のために役立つ仕事がしたい」と話してくれました。
というのも、半年ほど前から取材ライターとしても活動するようになり、それまではスイーツを買ってレビューするだけだったのが、現地で直接話を聞く機会が増えたそう。すると、せっかくの魅力やこだわりが十分知られず、消費者に伝わりきっていない、「もったいない」お店や商品の存在に気づいたといいます。
自分がこれまで身につけてきた、撮影やライティングのスキルを、そんな「もったいない」にスポットライトを当てることに役立てたい。自分が仕事をすることで、人知れずがんばる誰かを笑顔にすることができたら…原こさんの挑戦は続きます。
執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班 植松愛実
気象予報士と料理人の両面で活動。サンキュ!では季節ごとの食材のおいしい食べかたや、家事に役立つ天気の豆知識を執筆中。