食べると元気になれそう!難読漢字「鯲」はなんて読む?
2024/08/06
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
今回は難読漢字の花形ともいえる、「さかなへん」の漢字です。ちょっと画数が多くて難しそうですよね。漢検一級レベルの難読漢字です。
右側にあるのは「於」という字。「~において」の意味がある字ですよね。「於体育館」などと使っているのを見たことがあると思います。
お寿司屋さんの湯飲みの中にありそうな字でもありますね。食べることができるものですし、名前もよく知られていますよ。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「どじょう」でした!
「鯲」という字は日本で独自につくられた国字です。魚類をあらわす「さかなへん」の横に「どろ」をあらわす「淤」をつけたうえで、「さんずい」を省略したものとされています。
中国由来の書き方としては、「鰌」や「泥鰌」がありますよ。
泥の中に生息する魚で、口のまわりにある5対の口ひげが一番の特徴。
冬は泥にもぐって冬眠します。昔は水田の泥の中にたくさんいたそうです。
水分がある程度あれば生きられ、ほかの魚のように水の多い川や海でなくともくらせるのが面白いところ。
これはどじょうがえら呼吸だけでなく、皮膚や腸でも呼吸できるからとされています。
寄生虫の危険性もあるので、生で食べるのではなく加熱調理されます。
有名なのがどじょう鍋ですね。なんとなくうなぎに近い見た目をしていますが、カロリーが低くうなぎよりさっぱりとした味わいなのだそうですよ。
というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。