コンセントが原因で発生する火災をご存じでしょうか?最も多い事例は、コンセントとプラグの隙間にホコリが溜まり、そのホコリが発火することで起きる「トラッキング火災」と呼ばれるもの。ダイソーには、その「トラッキング火災」を予防してくれるコンセントグッズが豊富にそろっているとか。
ダイソー歴20年以上のシンプリストうたさんに教えてもらいました。

1.コンセント安全カバー
「コンセント安全カバー」は、使っていないコンセントに差し込むことでホコリの侵入を防いでくれるカバーです。12個入りで110円。材質は、ABS樹脂です。小さなお子さんのいたずら防止としても人気が高いアイテムです。
コンセントの形状をしていますが、電気を通さない素材なのでもちろん待機電力などもかかりません。取り付けるときはそのままコンセントの穴に差し込むだけ。外すときには、上のくぼみを手前に押し下げたあと、下のくぼみを手前に押し上げ、真っすぐ手前に向かって引き抜くと力を入れずに安全に抜くことができますよ。
※コンセントのプレートやプラグの形状、サイズによっては取り付け、使用ができない場合があります。
2.ケーブルタグになるコンセントキャップ
「ケーブルタグになるコンセントキャップ」は、コンセントカバーがケーブルタグにもなる一石二鳥のアイテムです。6個入りで110円。材質は、ポリプロピレン。ケーブルやコードにフックを挟める仕様になっており、2.5mm~4.5mmまでのコードに対応しています。
書き込み可能なシール付きなので、ラベル分けすることでどのコードなのか人目で見分けることができます。コンセントの根元部分にフックを取り付けることで迷子防止にもなるので、ひとつのコンセントに複数のコードがある場合にとても便利です。
3.コンセントプラグホルダー
「コンセントプラグホルダー」は、丸形の形状が特徴的なコンセントカバーです。2個入りで110円。材質はポリプロピレンです。カバーの裏側にコードを挟める仕様になっています。使用可能コード幅は7.0mmです。
コンセントの取り付けと取り外しは、真っすぐ抜き差しするだけ。使わないときにはプラグを抜いてその場にコードを待機させることができるので、ひんぱんにコンセントを抜き差ししたいけどしまうのはめんどうだという場合に適しています。
110円グッズでトラッキング火災を予防できる
結露が発生しやすい寒い時期はホコリも湿気を含みやすく、通常よりもトラッキング火災が発生しやすい状況となるのでいつも以上に気を付けたいところ。
ふだんの生活ではコンセントの緩みやホコリの蓄積にもなかなか気づきにくいからこそ、ご紹介したグッズに頼ってホコリを溜めないしくみ作りをしておきましょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部