まだ泣きながら切ってるの?玉ねぎを切っても目や鼻が痛くならない裏ワザ
2024/12/19
味噌汁や炒め物など、さまざまな料理にアレンジしやすい玉ねぎは家庭の定番食材ですよね。しかし玉ねぎを切るときにつきものの目や鼻の痛みは、涙が止まらなくなるほどつらいもの……。そんなつらさを簡単に解消できる裏技があるのを知っていますか?
玉ねぎを冷やしたり温めたりするだけで刺激が減少!?
まず紹介するのは、「玉ねぎを水に浸けてから切る」という方法です。目や鼻が痛くなるのは、玉ねぎに含まれる「硫化アリル」という成分が揮発して粘膜を刺激するため。この硫化アリルは水に溶ける性質があるので、こまかく切る前に皮むきした状態で、10分ほど水に浸けておくと目や鼻への刺激が少なくなります。
また、「冷蔵庫で冷やしてから切る」という方法も効果的。温度が高いと硫化アリルが揮発しやすいので、30分ほど冷やしてから切ると目や鼻の痛みが楽になるでしょう。急いでいる場合には、冷凍庫を利用することで時短してもOKです。
逆に切る前に30秒~1分ほど電子レンジで温めると、硫化アリルが変質し刺激を弱めることができます。ただし生のみずみずしさやシャキシャキした食感は若干損なわれてしまうため、切った後に調理する場合におすすめ。
道具を使ったり時間をかけたりせず手軽にできる方法としては、「口呼吸をしながら切る」というシンプルな対策方法も。刺激の原因である硫化アリルは、鼻の粘膜を刺激するせいで痛みや涙につながります。口呼吸をすることで、鼻の粘膜への影響を防止することが可能なのです。
玉ねぎを切る際には、目や鼻の痛みは切り離せないと諦めていませんか?意外と簡単な方法でつらさを解消することができるので、今回紹介した裏ワザをぜひ試してみてください。
■執筆/吹越マヨ
3人の子どもを育てつつ、ウェブメディアに生活系の記事を掲載するフリーライター。子育てや家事の経験をもとに、日々の生活が便利になるライフハックネタを得意としている。時短、コスパ、タイパといった言葉に目がない。
編集/サンキュ!編集部